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〜除夜の鐘を突きに行こう!〜

新年明けましておめでとうございます。今年1回目の月刊アーバンは小林がお送りします。
我が家では毎年年末は家でゴロゴロ寝正月というのが定番なのですが、なぜか今年はどこかに出かけてみようかという話になりました。
「ここに行きたい!」というのが無い人任せ感が強い家族なので、私の趣味を前面に押した「奈良の仏像三昧&平等院で除夜の鐘突き3日間」というコースを提案(業務の一環みたいですが・・・)。
小林家では大晦日に見るテレビで唯一決まっているのが、23:45からの「ゆく年くる年」。どちらかというと年配の人をターゲットとしているであろうあの番組ですが、昔からあれを見ながら静けさに襟を正して新年を迎えるのが私のこだわりなのです!
ですから有名どころの除夜の鐘を突いてみたいとはかねがね思っていたので、折角なら今まで行きたかったけど行ったことがない平等院はどうだろうと調べると、並べば除夜の鐘を突くことができるというではないですか!
そうと分かれば奈良の仏像たちと宇治をメインに、子どもも奥さんも興味が無さそうな3日間に強行出発です。


初日は奈良市内観光ということで、興福寺、東大寺を見て回りました。
本来春日大社や古い町並みも見せてあげたかったのですが、私以外は疲労の極地。「早くホテルで休みたい!」という3重奏に負けてホテルに帰りました。

私が自分で旅行をするときのテーマは、「ひたすら歩いてその土地を味わいつくす!」という考えなので市内観光であればバスの利用もましてやタクシーの利用なんて考えてもいませんでしたので、子どもたちには辛くてしょうがなかったようです。
思い返してみると子どもが生まれてから今までは温泉でのんびりして帰りにちょっと観光して帰る、という私としては軟弱な旅行ばかりしていたので、子どもたちも今回がこんな旅行になるとは思っていなかったのでしょう。
それでも興福寺の五重塔や千手観音像、東大寺の大仏などにはスゲー!!と興味を持ってくれていたのは良かったかなと思っています。
歴史や由来がどうこうよりも、基本的に大きいものには興味があるようです。。。


2日目は法隆寺、薬師寺、唐招提寺を見てから宇治に移動です。

法隆寺駅から法隆寺までは20分ほど歩くのですが、1日目で免疫が出来たのか朝でまだ元気があるのか文句を言わずついてきてくれました。
法隆寺は国語の教科書に出てくる機会が多いらしく、実物を見られると知って楽しみにしていたようですが、係員さんからの10分程度の説明が始まると、5分と持たず砂利で遊び始めたくらいですから長い時間一つのお寺で楽しむというのはまだ出来ないようです。
その後、バスで薬師寺まで行き、唐招提寺と併せてお参りしました。
薬師寺の塔が修復中で私は知っていたものの残念だったのですが、子どもはその修復のために組まれた足場を見て大興奮。双眼鏡で足場をじっくり見て楽しんでいます。
子どもって何に興味を惹かれるか見当もつきませんね?そういえば薬師寺で行基の本が売っていたのですが、上の子はこれも学校で習ったからなのか「行基!行基!」と盛り上がっていました。後で聞いたところ、教科書の行基の顔はいたずら書きがしやすいということで頭に残っていたそうですが、行基に盛り上がる姿を見ていると先が不安にもなりました・・・


この日の夜は今回の旅行のメインディッシュ!そう平等院での除夜の鐘突きです。
夕食も食べ、紅白を見ながらのんびりしていると、予想通り「面倒だなぁ〜」とか「寒いから嫌だなぁ〜」とかブツブツ言い始めます。下の子は今まで12時を越えて起きていられたことが無く、「もう眠いよぉ〜」と泣き言を言い出す始末。。。
無理やり着替えさせて平等院に行きましたが、11時30分ですでに長蛇の列。これも予想通りでしたが、寒い中どれくらいで突けるのか見当も付かないので心が折れそうになります。(子どもはポッキリと折れていたかもしれません。)
周りがざわざわし始めたので時計を見ると間もなく12時。列に並びながら時折聞こえてくる除夜の鐘を聞きながら淡々と迎えた2012年でした。ディズニーランドみたいに華やかではありませんがこれはこれで日本の年越しという感じがして大好きです。
ただ、2012年になっても列の先がまだまだ見えないのは変わりません。8割方眠っている下の子を倒れないように支えつつ待っていると徐々に鐘の音が近づいてきました。
その後ようやく鐘が見えてくるとそこからは早く、結局12時30分頃には私たちの番が回ってきました。
鐘を突く突き棒には紐が6本出ていて、最大6人まで一緒に付くことができるようになっていましたが、私たちの前後に2名組がいなかったので4名で突かせてもらいました。ゴ
ンンンン・・・・・という音を聞きつつ手を合わせました。

突くのは一瞬だったのですが、なかなか味わい深いものでした!余韻を味わうこともそこそこに次の人と交代しないといけないのが残念ですが、これは仕方ないですね。
子どもたちにとっては眠さ寒さで辛かったことのほうが強いかもしれませんが、覚えていてくれたら嬉しいなぁと思っています。

たまにはこんな新年の幕開けも良いものですね!まだ大分先の話ですが今年の年末には除夜の鐘を突きに出かけてみませんか?
有名なお寺でも除夜の鐘をつけるところは結構ありますが、突けない所もありますので事前に確認をお忘れなく!
もちろんご朱印帳もお忘れなく!(ご朱印集めのススメ)も読んでみて下さいね。