鈴木講師が本試験を斬る

1級建築士学科本試験 総評


総評

 各科目とも過去に出題された内容であっても、表現や論点を少し変えて技術者としての判断力を問うような出題が昨年同様、顕著であった。

計画においては、発展的な問題が例年以上に出題された。環境・設備では、昨年同様、建築設備士からの出題があった。
法規においては、少し変わった記述もあったが、解答を出すのに難しくはない問題が多かった。
構造力学においては、解答を出すにあたり、難しくはないものの、一手間かかる問題が目立った。
施工は、新傾向の選択枝が例年以上に出題されたため、難易度は、例年に比べやや高い。

難易度は科目ごとでは差があるものの、例年並みのレベルと予想される。


各科目の難易度

■計画

グラフ  問題構成は、各論12問、その他8問。新規問題は例年同様多かったが、容易な問題もあり、若干、難易度は高い程度と思われる。

【各論】
実例建築物は2問出題され、例年並みの難易度であった。

【積算】
昨年同様1問出題され、過去問なので易しかった。

【建築史】
日本建築史、近代建築史の2問が出題され、正解枝が新規の設問であった。

【都市計画】
この分野からは2問出題され、新傾向のものもあり、やや難しかった。

【設計・工事監理】
基本的な内容の容易な出題であった。

【マネジメント】
新傾向の用語も出題され、やや難しかった。





■環境・設備

グラフ  問題構成は、建築環境工学10問、建築設備10問だった。難易度は、例年に比べ比較的易しかった。 建築環境工学、建築設備共に標準的な問題・過去問題も多く、この科目で得点を稼ぐ必要がある。

【建築環境工学】
例年同様10問の出題であった。内容的には各分野からまんべんなく出題された。

【建築設備】
例年同様10問の出題であった。内訳は、空気調和設備が3問、給排水衛生設備が2問、照明設備、電気設備、防災設備、昇降機設備が1問、融合問題も1問であった。







■法規

グラフ  建築基準法20問・建築士法5問(融合含)・その他の関係法令4問・職業倫理1問! 出題分野は例年並み、難易度については例年より若干やさしい内容であった。

【建築基準法】
出題数は、例年通りの20問。基本的な問題が多く、難易度は若干やさしい問題であった。

【関係法令】
例年同様に建築士法からの出題が目立ち、建築士法から単独で3問、建築基準法や建設業法と士法との融合問題から2問の出題があった。 その他の関係法令の問題では、7年ぶりに「品確法」から単独の出題があった。
難易度は、基準法と同様に若干やさしい問題であった。







■構造

グラフ  問題構成は昨年と同じ。難易度は昨年と比較すると、力学・一般構造・材料いずれもほぼ同じであった。

【力学】
出題数は6問の出題であった。基本的な考え方が理解できていれば、いずれも解答が可能であった。昨年と比較すると難易度は、ほぼ同様であった。

【一般構造】
 昨年とほぼ同じ問題構成であった。過去問題の知識でほぼ解答できる内容であり、昨年と比較するとほぼ同じレベルであった。

【材料】
例年通り、木材、コンクリート、金属からの出題で、ほぼ過去問題の知識で解答できる内容であった。







■施工

グラフ  問題構成は例年並であったが、新規問題が多く、難易度はやや高い内容であった。

【施工管理】
施工計画において、監理者の業務についての新規問題が出題された。

【各部工事】
新傾向、応用的な枝を複数含む問題もあり、問題により難易度の差が大きかった。











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