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1級建築士

平成27年度 1級建築士設計製図合格発表

試験結果

  平成27年 平成26年
学科の
試験
設計製図の
試験
学科の
試験
設計製図の
試験
実受験者数 25.804人 9,308人
25,395人 9,460人
合格者数 4,806人 3,774人 4,653人 3,825人
合格率 18.6% 40.5% 18.3% 40.4%
最終 実受験者数 a 30,462人 30,330人
合格者数 b 3,774人 3,825人
合格率 b/a 12.4% 12.6%

※「学科の試験」の実受験者数と「設計製図の試験」からの実受験者数との合計です。

平成27年度 1級建築士設計製図試験の合格発表について

設計製図合格率40.5% ≪昨年より0.1%アップ≫

最終合格率12.4%   ≪昨年より0.2%ダウン≫

1.受験者答案の分析から見えてくる採点基準についての考察

 下記の分析結果は、受験者が試験直後に復元した答案の中からサンプルを抽出し、答案の計画内容と合否結果とを照らし合わせ、詳細に分析した結果から見えてきた、日建学院独自の採点基準です。サンプルの合格率は53.1%でしたので、それを下回る数値の計画には、何らかの問題や減点があったものと考えられます。

●住宅部門の階段・EVの配置
 敷地東側は商店街があり、「レストラン及びギャラリーは、商店街との連続性に配慮」という要求を考慮し、住宅部門の階段・EVを西側に配置した受験者が66.2%と高い割合でした。

計画内容 受験者の割合 合格率 サンプル合格率との差
①東側に配置 26.9% 48.6% -4.5%
②西側に配置 66.2% 55.8% +2.7%
③その他 6.9% 44.4% -8.7%

【採点基準についての考察のまとめ】
受験者答案の分析から見えてくる採点基準について、どのような用途でも共通する、合否を分ける重点項目は次のように考えられます。

●ゾーニングと動線計画
設計製図の基本は、ゾーニングと動線計画です。今年の課題ではデイサービス部門の利用者ゾーンと管理サービスゾーンを明確に分離してゾーニングし、動線交差のない計画がポイントとなりました。

●適切な構造計画、設備計画
構造計画、設備計画が合否に大きく影響することが明らかです。

●「計画の要点等」の適切な記述
「計画の要点等」の採点のウェイトが高いことが想定されます。計画の要点等については、例年テーマを具体的に絞った出題が目立ち、記述力が合否に大きく影響する結果となっています。


    次年度対策ガイダンス
    上記の他、合否を分けたポイントについて、「グリッド計画」や「屋上庭園の配置」等、15項目程度の分析を行っています。この結果を把握して次年度に向けて学習することが重要です。各校で実施します「次年度対策ガイダンス」で、詳しく説明致しますので、是非多くの方のご参加をお待ちしております。

2.試験機関から公表された「採点のポイント」と「採点結果の区分」

合格発表と同時に試験機関から公表された「採点のポイント」は次のとおりです。

  1. 空間構成

    ①建築物の配置計画
    ②ゾーニング・動線計画
    ③要求室等の計画
    ④建築物の立体構成等

  2. 意匠・建築計画

    ①要求室の機能性・快適性等
    ②図面、計画の要点等の表現・伝達

  3. 構造計画

    ①目標耐震性能
    ②構造種別、架構形式及びスパン割り、部材の断面寸法等の計画
    ③免震層等の計画

  4. 設備計画

    ①レストランの排気計画
    ②住宅部門の排水計画
    ③災害時における一時的な機能維持のための設備計画

  5. 設計条件・要求図面等に対する重大な不適合

    ① 「要求図面のうち1面以上欠けるもの」、「計画の要点等が完成されていないもの」又は「面積表が完成されていないもの」
    ② 地上5階建てでないもの
    ③基礎免震構造を採用していないもの
    ④図面相互の重大な不整合(上下階の不整合、階段の欠落等)
    ⑤床面積の合計が2,600 m2以上、3,100 m2以下でないもの
    ⑥次の要求室・施設等のいずれかが計画されていないもの
    住戸、談話ラウンジ、機能訓練室、浴室、相談室、医務室、スタッフルーム、デイサービス部門の多機能トイレ、エントランスホール、レストラン、ギャラリー、施設管理室及び管理人室、設備スペース、エレベーター、車寄せ
    ⑦その他設計条件を著しく逸脱しているもの


    続いて、平成27年度から23年度までの採点結果の区分(ランク分け)の状況を示します。



ランクⅠ:「知識及び技能」を有するもの
ランクⅡ:「知識及び技能」が不足しているもの
ランクⅢ:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
ランクⅣ:設計条件・要求図面等に対する重大な不適合に該当するもの
*「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。

ほとんどの受験者は、試験機関からは公表されていない細かな項目に関する採点基準によって、合格となったランクⅠと、不合格となったランクⅡ、Ⅲに区分されたことになります。この「採点基準」こそが試験対策の要となるわけです。
また、ランクⅡの割合が25.2%であり、ランクⅠに続いて2番目に割合が高くなっていることから、細かい採点基準の中で1点・2点を競う試験になっていることが分かります。

3.学科合格者と学科免除者の設計製図試験合格率の比較

平成27年度から23年度までの今年度学科合格者と学科免除者の設計製図試験合格率は次のとおりです。今年度の合格率の差は12.5%となっています。

  全国
合格率
①今年度学科合格者の
合格率

②学科免除者の合格率
(前年学科合格者)

※24年より前年及び
前々年の合計
②-①
合格率
の差
合格者
/受験者
合格率 合格者
/受験者
合格率
27
年度
40.5% 1,594名
/4,650名
34.3% 2,180名
/4,658名
46.8% 12.5%
26
年度
40.4% 1,656名
/4,653名
35.6% 2,169名
/4,807名
45.1% 9.5%
25
年度
40.8% 1,714名
/4,927名
34.8% 2,300名
/4,903名
46.9% 12.1%
24
年度
41.7% 1,973名
/5,215名
37.8% 2,302名
/5,027名
45.8% 8.0%
23
年度
40.7% 1,822名
/5,025名
36.3% 2,738名
/6,177名
44.3% 8.0%

4.次年度試験対策

  1. 低層建築物、基準階建築物それぞれのエスキス手順の理解

    課題テーマは、低層建築物と基準階建築物の2つに大別することができます。ホテル、事務所ビル等の基準階建築物と、図書館、コミュニティセンター等の低層建築物のエスキス手順は異なります。早期からどちらの手順についても、実践課題を通してマスターすることが必要です。

  2. 記述対策

    受験者答案分析から、「記述で合否が決まる」と言っても過言ではありません。近年の試験では記述の出題が、より専門的になり、確立した知識を求められるようになっています。また、解答についても要点をまとめ、適切に記入することが重要となっています。記述対策を十分に行うことが合格への絶対条件です。

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