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平成29年 1級建築士 設計製図本試験課題検証

平成29年 1級建築士設計製図 試験の総評

平成29年
1級建築士設計製図課題

小規模なリゾートホテル

総評

的中予想通り、「配置図」の単独要求はありませんでした!

今年の本試験は、「敷地図」が下書き用紙に記載されるなど、受験者の方々を驚かせる要素もありましたが、以下の通り、ほぼ想定される内容でした。

敷地
54m×42m
接道条件
北側の一方向道路
斜面地
北側から南側への傾斜(高低差:4m)
建ぺい率
60%
勾配屋根(勾配:2/10以上)、建物の高さ制限
12mに注意する。

また、テーマとともに(注1)~(注4)として公示された下記指定についての出題は、以下の通りでした。

(注1)「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」に規定する特別特定建築物の計画
客室B(2室)を車椅子使用者用

(注2)パッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画
自然採光、自然通風及び自然エネルギー(太陽熱・井水・地中熱等)を利用したパッシブデザインを取り入れて計画

(注3)斜面地を考慮した建築物の計画
高低差4m、表土:N値5以下、砂礫層:N値45程度

(注4)車両動線(車回し、車寄せ等)を考慮した外部空間の計画
車回し(敷地内において、自動車が転回できるものとし、直径12m以上の円が入るスペース)、共用駐車場へのアプローチ

その他、特別な条件指定について

(1)要求室:コンセプトルームの出題(特記事項)

地域の魅力の発見や活性化につながると考えられる既存の観光資源等を任意に想定し、その想定した観光資源等を活用した室の使い方を自由に提案する。

「1.設計条件」より
  • 山間の旧街道沿いに宿場町として栄えた古い町並みが残る地域。
  • 既存の観光資源等を活用し、国内外から旅行者が地域の生活、伝統産業、文化、芸能等の体験をとおして、地域住民と交流を図りつつ、魅力的で活力のある地域を作り上げていくための滞在型観光の拠点となる。
伝統産業、文化、芸能等の体験

⇒体験教室(ワークショップ)

  • 樹林からの間伐材等を用いた工芸作品等の製作体験。
  • 祭り事、能、狂言等の発表(舞台)等
  • 湖で捕れる湖中産物(淡水魚・しじみ等のひものや煮物、佃煮等)の調理体験。

(2)要求室:客室A・B・Cの計画(特記事項)

全ての客室については、名峰や湖の眺望に配慮する。
⇒客室の配置計画においては、南側及び東側に面して計画する。
※なお、西側に客室を設けた場合においても、湖を見ることは可能。

(3)屋外施設等(4)

「リラクセーションスペース(ファニチャーを含む)」を、敷地の湖側の屋外(地下1階レベル)に50m2以上設け、名峰や湖の景色を楽しむことができるようにする。また、入浴後の休憩やトレーニングルームとの動線についても特に配慮する。
⇒浴室・トレーニングルームは、地下1階に設ける。

(4)計画に当たっての留意事項

建築計画
  • 自然採光・自然通風及び自然エネルギー(太陽熱・井水・地中熱等)を利用したパッシブデザインを取り入れて計画。
    ⇒吹抜け等の指定はありませんが、エントランスホール等に吹抜けを計画することや2階の宿泊部門等にトップライト等を計画することも有効です。(自然採光・自然通風)
  • 太陽熱を蓄熱し空調負荷の低減を図ります。
  • 井水を利用し、中水として、散水用、便所、災害時の非常用等に利用することができます。
  • 地中にアースチューブを埋設し、空気を冷やす(夏場)、温める(冬場)ことによりその空気を空調等に利用することで、環境負荷低減につながります。
構造計画
  • 敷地図:図の様に斜面地の法肩付近から2.5mの深さまでは、軟弱(N値:5)な表土であり、2.5m以深は、北側平坦部と同様に良好(N値:45)な地盤。
  • 良好な地盤まで基礎の底盤を下げるため地下1階の平坦地盤の部分は、根入れを考慮し底盤を2.7m程度と考えます。
  • N値45の地盤の切土は、可能です。
  • 今年は、「敷地の造成を少なくする」や「経済性」の指定が無いため、地下1階部分を3コマで計画することも可能です。
設備計画
  • 熱源機器からの冷温水の供給による「外気処理空調機+ファンコイルユニット方式」
    熱源は、空冷ヒートポンプチラー(冷温水室外機)とし、機械室内の空調機より各室へダクト(1m2程度)を通して新鮮な空気を給気する。
    室内には、ファンコイルユニット(天井隠蔽型等)により、冷温水による冷暖房を行う
  • 給湯設備は、「熱源機器+貯湯槽」による中央給湯方式
    熱源機器に電動空冷ヒートポンプ給湯器を利用する場合、屋外に設置し、温水は、貯湯槽に貯湯する。ガス焚きボイラーを利用する場合、ボイラーを機械室内に配置し、貯湯槽に温水を貯湯する。

試験の難易度

今年の本試験の難易度については、次の通りと想定します。
1.建築物のプラン計画については難しい 2.計画の要点等の記述については、例年と同等程度。

次に、本試験課題から受験者にとって難しかったと思われるポイントについて記します。

本試験問題のポイント

①計画可能範囲について

西側及び東側の隣地境界から建築物までの空きを3m(2m)と想定し、北側道路からは、壁面後退距離(5m以上)、車回し(12m以上の円が入るスペース)及びリラクセーションスペース(50m2以上)を確保し、計画範囲を求めます。

また、敷地内の駐車場は、車椅子使用者用2台、サービス用(2台)を考慮します。従って、下図の様な建築可能範囲となります。

②グリッド計画について

客室A・Bには、間口指定(4m)があり、客室数は、客室Cを加え、全14室。
全ての客室は、名峰や湖の眺望に配慮する(指定)。
南側の客室において、4mの間口を想定した場合、計画戸数を増やす場合、8m×6mグリッドが想定します。上記可能範囲より、下図の想定が可能です。

③アプローチの計画

[車両]

北側道路から車回しを介して西側の共用駐車場へのアプローチ(前面道路を介さない)が指定。

※西側駐車場から利用者のアプローチ動線も敷地内に確保。

[利用者:敷地内通路]

北側通路及び共用駐車場からのアプローチを考慮した通路を計画
南側(地下1階)の湖辺にアクセスする通路を計画。

④設置階の振り分け

  • 宿泊部門を2階にまとめて計画することで、ゾーニングが明確になります。

    ※地下1階・地上1階等に振り分ける計画も考えられます。ただし、その場合は、ゾーニングを明確にし、共用部門のレストラン・ラウンジ等宿泊者以外の利用者が自由に立ち入れない様セキュリティに配慮が必要です。

  • 地下1階には、大浴場・トレーニングルーム・機械室(指定)・電気室(指定)。
  • 地上1階には、管理・共用部門のその他の諸室を計画(倉庫・ゴミ保管庫)

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実施日 10月10日(火)19:00~
※各校により実施日が異なる場合があります。
場所 日建学院各校
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費用 無料
お申込み 各校によって開催日時・時間が違う場合がございますので、日建学院各校にお問い合わせいただきお申込みしてください。
内容 ●試験課題のポイント
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