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建築施工管理技士

平成25年度 1級建築施工管理技術検定 実地本試験検証

試験結果

受験者数 合格者数 合格者率
16,686人 6,912人 41.4%

今年度の総評

近年の1級建築施工実地試験の全国合格率は、H17・H18年度の20%台と非常に厳しい合格率が続き、その後もH19・H20は30%台、H21・H22・H23は40%台、そして前年度H24は30%台と合格率としては、50%を切る厳しい合格率が続きました。この試験が学科試験合格者と1級建築士合格者の学科試験免除者を対象に実施されていることを考えると、かなり厳しい合格率です。今後も実地試験重視の傾向は続くものと思われます。
H25は、全国合格率41.4%の結果で、前年対比プラス7.0ポイントでした。
問題1「施工経験記述」の課題は、H22で出題された「品質を確保した上で施工の合理化を行った工事」ですが、今回の課題には、「現在一般的に行われている躯体・仕上げ材料のプレカットに関する記述は不可とする。」と条件が追加されて出題されました。受験者が最も記述しやすい材料のプレカットの記述を除かれていたので、その場の対応で混乱した受験者が多かったものと思われます。元請け業者の受験者と、受験対策をしっかり行っていた人は、記述しやすかったものと思われますが、対策が不十分な人又は各部工事の人にとっては、難しく感じたと思われます。合格率としては、H22の同じ経験記述の課題での47.0%と比較して、41.4%と厳しいもので、実地試験に合格するためには「施工経験記述」はもとより、施工経験記述以外の問題の受験対策も大変重要となります。

解答参考例

日建学院オリジナルの平成25年度問題・解答参考例+傾向分析です。

1級建築施工管理技士実地試験 問題・解答参考例+傾向分析

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過年度経験記述出題項目

年度 経験記述出題項目
24年度 あなたが経験がした建築工事のうち、施工にあたり建設副産物の発生抑制、再使用、再生利用、熱回収、適正処分などの対策について、施工計画の段階から検討し、実施した工事を1つ選び、下記の工事概要を具体的に記入した上で、次の問いに答えなさい。なお、建築工事とは、建築基準法に定める建築物に係る工事とする。ただし、建築設備工事を除く。
  1. 工事概要であげた工事において実施した、発生抑制、再使用、再生利用、熱回収、適正処分の建設副産物対策から異なる対策を3つ選び、それぞれ次の1から4の事項について、具体的に記述しなさい。ただし「実施した内容」はそれぞれ異なる内容の記述とする。

    1. 選んだ建設副産物対策
    2. 工種名
    3. 実施した内容
    4. 結果とあなたの評価

  2. 工事概要であげた工事にかかわらず、あなたの今日までの工事経験に照らして、地球環境保全のため建築工事現場においてどのような取り組みを行うべきか、次の3つの環境問題から2つを選び、具体的に記述しなさい。ただし、1.の「実施した内容」と重複しないこと。

    [環境問題]
    ・地球温暖化
    ・熱帯雨林の減少
    ・水質汚染
23年度

あなたが経験した建築工事のうち、発注者からの要望や設計図書等で要求された品質を実現するために品質管理活動を行った工事を1つ選び、工事概要を記入した上で、次の問いに答えなさい。

  1. 工事概要であげた建築工事において、あなたが現場で重点をおいた品質管理活動を2 つあげ、それぞれ次の1から3について具体的に記述。

    1. 発注者からの要望や設計図書等で要求された品質を実現するため、現場で定めた施工に当たっての品質の目標
    2. 1を達成するため、定めた重点品質管理項目と定めた理由
    3. 2の重点品質管理項目について、品質管理のため実施した内容

  2. 工事概要であげた工事にかかわらず、あなたの今日までの工事経験に照らして、次の1、2について簡潔に記述。
    1. 現場作業所で品質管理活動を組織的に行うには、どのようにしたら良いと思うか。
    2. クレーム等のない、顧客の信頼を得られる建物を提供することは、施工者にとってどのような意味を持つか。
22年度

あなたが経験した建築工事のうちから、品質を確保した上で施工の合理化を行った工事を1つ選び、工事概要を記入した上で、次の問いに答えなさい。

  1. 工事概要であげた工事において、あなたが実施した施工の合理化の事例を2つあげ、それぞれに関し、次の1から4について具体的に記述しなさい。

    1. 工種、部位等
    2. 実施した内容
    3. 合理化となる理由
    4. 品質が確保される理由
  2. 工事概要であげた工事にかかわらず、あなたの今日までの工事経験に照らして、品質を確保した上で行う、次の1、2について具体的に記述しなさい。ただし、1.の「2.実施した内容」と重複しないこと。

    1. 工期短縮に効果がある施工の合理化の内容と工期短縮となる理由
    2. 省力化に効果がある施工の合理化の内容と省力化となる理由
21年度

あなたが経験した建築工事のうち、建設副産物対策(発生抑制、再使用、再生利用、熱回収、適正処分)を実施した工事を1つ選び、工事概要を記入した上で、次の問いに答えなさい。

[工事概要]工事名、工事場所、工事の内容、工期、あなたの立場

  1. 工事概要であげた工事において実施した発生抑制、再使用、再生利用、熱回収、適正処分の5つの建設副産物対策から、異なる対策を3つ選び記入の上、それぞれ次の1から3の事項について具体的に記述しなさい。なお、一般廃棄物に関する記述を除くものとする。

    1. 扱った資材名又は建設副産物名
    2. 実施した具体的内容
    3. 結果とあなたの評価
  2. 上記の工事にかかわらず、あなたの経験に照らして、地球温暖化対策として建築工事現場においてできる二酸化炭素(CO2)の排出抑制のための具体的対策を4つ、簡潔に記述しなさい。ただし、対策は、それぞれ異なる内容の記述とする。

20年度
  1. あなたが設計図書、施工図、施工要領書などから確認し、管理した重要品質(建物の重要な性能)を2つあげ、それぞれ次の1から3について具体的に記述。

    1. 重要品質として採りあげた理由
    2. あなたが採りあげた重要品質に関する品質活動を行うにあたって、定めた管理項目とそれにかかる工種名、及びその管理項目を定めた理由
    3. 2.の管理項目をどのように管理したか
  2. 工事概要にあげた工事にかかわらず、あなたの今日までの工事経験に照らして、次の1、2について簡潔に記述

    1. 品質の良い建物を提供するためには、どのような施工を行うことが必要だと考えますか。
    2. 品質の良い建物を提供することは、施工者にとってどのような意味を持つと考えますか。
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