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土木施工管理技士

平成27年度 1級土木施工管理技士学科試験 総評

総評

 学科試験は四肢択一のマークシート形式で出題され、午前の問題Aは出題61問中30問の選択解答、午後の問題Bは出題35問全問必須解答と、例年通りの出題数と解答数が求められました。前年試験と比べ、出題配分の変更もありませんでした(下表参照)。

表 問題A出題配分

分野 項目 出題数 備考
H27 H26
土木一般 土工
コンクリート工
基礎工
5
6
4
5
6
4
12問を選択解答
専門土木 コンクリート構造物・鋼構造物
河川・砂防
道路
ダム・トンネル
海岸・港湾
鉄道
上下水道・地下構造物
6
6
6
4
4
3
5
6
6
6
4
4
3
5
10問を選択解答
法規 労働基準法
労働安全衛生法
建設業法
道路法
河川法
建築基準法
騒音・振動規制法
港則法
2
2
2
1
1
1
2
1
2
2
2
1
1
1
2
1
8問を選択解答
合計 61 61 61

表 問題B出題配分

分野 項目 出題数 備考
H27 H26
共通工学 機械・電気
契約・設計図書
測量
4 4 全問必須解答
施工管理 施工計画
工程管理
安全管理
品質管理
建設環境(弊社講座は施工計画に含む)
5
4
11
7
4
5
4
11
7
4
全問必須解答
合計 35 35 35

 試験全般としては昨年度と同様、過去問そのままの出題が少なく、新傾向問題と過去問のアレンジ問題が中心の内容でした。
 土木一般分野(No.1~No.15)は出題の約7割が新規傾向と過去問のアレンジ問題で構成されており、昨年同様に難易度が高かったと思います。【No.1】では「土粒子の密度」の定義や「圧縮指数」、【No.6】では「セメントの生産量」や「普通エコセメント」、【No.8】では「コンクリートの透水係数」と、過去に出題のない新しい用語がありましたので驚かれたと思います。また、【No.11】では「コンクリートの養生」について出題されましたが、過去出題の多い日平均気温15℃以上の養生期間ではなく、日平均気温5℃以上10℃未満の養生期間が問われており、一層深い知識が試されました。
 専門土木分野(No.16~No.49)は、コンクリート構造物・鋼構造物が6題、河川・砂防が6題、道路が6題、ダム・トンネルが4題、海岸・港湾が4題、鉄道が3題、上下水道・地下構造物が5題とほぼ均等配分の出題でした(昨年同様)。コンクリート構造物では補修・補強、河川では多自然川づくり、砂防では地すべり防止や急傾斜地崩壊防止、道路では機能性舗装(排水性舗装)やアスファルト舗装の補修、海岸では養浜、鋼道路橋では塗膜除去など、近年、土木構造物が抱える社会的課題を反映した出題が定着してきたように思われます。専門性の高い内容でしたが、34問中10問の解答と選択幅が広いことから、土木一般分野に比べて解答しやすかったと思います。
 法規分野(No.50~No.61)については、労働基準法、労働安全衛生法、建設業法が各2問出題、他が各1問出題と例年通りの出題配分でした。過去問レベルの知識で解けるものがほとんどでしたが、昨年に比べ長文問題(肢一文が3行に渡るもの)が増えたことから、問題文読み間違いのリスクが高まりました。問題文の途中で見切り解答せず最後まで文章をしっかり読んで解答したか、見直す時間が取れたか否かで得点差が生じるかもしれません。
 問題Bは過去問とアレンジ問題が多数出題されていました。設問文章の言いまわしに工夫を凝らしたものが目立ちましたが、過去問対策を十分積んできた方はそれなりに手応えがあったと思いますので、得点の上積みが図れたものと思います。

 学科試験の合格発表日は平成27年8月19日(水)です。合格基準は得点が60%以上(39点以上)と公表されていますが、試験の実施状況を踏まえ変更される可能性もあります。
 平成26年度が37/65点(正解率56.9%)、平成25年度と平成24年度が39/65点(正解率60.0%)でした。基準点をクリアされた方は、早めの実地試験準備をお願いします。

  出題分野 難易度
問題A 土木一般、専門土木、法規 昨年と同等~やや易
問題B 共通工学、施工管理 昨年と同等

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