平成23年度2級管工事施工管理技士 本試験
今年度の総評
学科試験
平成23年度は過去問ベースの知識で対処可能な問題が多く出題されました。しかし選択範囲においては、機器の据え付けやダクトに関する知識、また多翼送風機の試運転調整項目、腐食等管工事現場に於ける実務的な知識の有無が正解を左右するような問題も含まれていました。結果としては、前年マイナス3.6ポイントの47.3%という厳しい合格率になりました。
合格基準
配点:1問1点とし、その合計を得点とする。選択問題、必須問題を合わせて解答する40問中24問以上正解が合格基準。
実地試験
今年度の本試験は例年通りの出題形式でしたが、合格率は昨年より大幅にダウンしたマイナス4.7ポイントの32.4%と過去最低となる厳しい結果となりました。その要因として問題No.1(必須問題)の施工要領図を判読する設問で、排水・通気設備系統図の通気管に関する知識、伸縮継手やインバート桝に関する知識、機械換気方式に関する知識、配管材料に関する知識と広範囲にわたっての知識がなければ正解することができないような設問でした。またパッケージ形空気調和機の冷媒管を施工する場合の留意事項を4つ記述する問題、給水、排水管を敷地内に埋設施工する場合の留意事項を4つ記述する問題等、機器の据付けや給排水衛生設備の配管工事に携わっていなければ全てを記述するのが困難な問題が出題され、合格するには難しい設問内容となっています。今後においても、管工事施工技術者としての実務的知識が必要となる問題が多く出題されるものと思われます。
試験結果
| 受験者数 | 合格者数 | 合格者率 | |
|---|---|---|---|
| 学科試験 | 11,240人 | 5,318人 | 47.3% |
| 実地試験 | 12,278人 | 3,972人 | 32.4% |
※学科のみ合格者数2,332人
受験者数と合格率の推移
平成19年〜平成23年 学科試験 受験者データ推移

平成19年〜平成23年 実地試験 受験者データ推移








