1級建築士 設計製図本試験課題検証2023

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設計製図試験 総評

2023年
1級建築士 設計製図課題

図書館

総評

受験者の皆さん、1級建築士設計製図試験大変お疲れ様でした。試験会場における調査状況等から試験における速報をお伝えいたします。

今年度の試験課題は、「図書館」でした。試験課題発表時にテーマとともに「建築物の計画に当たっての留意事項」が示されました。
その内容は、以下の通りでした。

★建築物の計画に当たっての留意事項

  • ① 敷地の周辺環境に配慮して計画する。
  • バリアフリー省エネルギー二酸化炭素排出量削減セキュリティ等に配慮して計画する。
  • ③ 各要求室を適切にゾーニングし、明快な動線計画とする。
  • ④ 建築物全体が、構造耐力上、安全であるとともに、経済性に配慮して計画する。
  • 構造種別に応じて架構形式及びスパン割りを適切に計画するとともに、適切な断面寸法の部材を計画する。
  • 空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備、昇降機設備等を適切に計画する。

「注意事項」

「試験問題」及び上記の「建築物の計画に当たっての留意事項」を十分に理解したうえで、「設計製図の試験」に臨むようにしてください。
なお、建築基準法令要求図書主要な要求室等の計画等の設計与条件に対して解答内容が不適合又は不十分な場合には、「設計条件・要求図面等に対する重大な不適合等と判断されます。


試験終了後の調査では、下記のような状況でした。
本試験課題において、様々な項目で調査いたしました。
その中で一部の項目について、110名程度の受験者のご意見をまとめましたので下記のとおりご報告いたします。


1.本試験問題の難易度はいかがでしたか。

グラフ1


2.計画の要点等(記述)問題で特に難しかった問題は何番でしたか

グラフ1


3.本試験課題の読み取りから、エスキス完成までに掛かった時間はいかがでしたか

グラフ1


4.本試験の答案用紙Ⅰ(図面)の作図に掛かった時間はいかがでしたか

グラフ1


5.本試験の答案用紙Ⅱ(計画の要点等)に掛かった時間はいかがでしたか

グラフ1


6.エスキス完成時及び図面完成時の見直し・チェック・修正等ができましたか

グラフ1


7月の課題発表時には、要求図書については、「一階平面図・配置図」及び「各階平面図」と示され、建築物の「階数」については明示されていません。

本試験では、当学院の予想通り「3階建て」で指定されました。
また、要求面積についての指定はなく、容積率による限度とした出題でした。


本年度の設計製図試験課題のポイント

  • ①床面積の合計(〇〇〇m2以上、〇〇〇m2以下)の指定がなく、容積率300%(5,040m2)が上限とする課題と捉えることもできます。ただし、建築可能範囲等から勘案すると、3,000~3,500m2程度の答案が多いと考えられます。
  • ②敷地が第二種中高層住居専用地域のため、北側高さ制限の検討が必要でした。
    北側は防火上有効な公園ですが、北側斜線においては緩和の対象とならないため隣地からの距離×1.25+10mにより求められます。 階高の調整や塔屋の位置、キュービクルの位置などに配慮が必要でした。
  • 省エネルギー化の実現及び再生可能エネルギーの導入によるエネルギー自立度を高めるために、建築・設備で配慮したこと(ただし、太陽光パネル、LED照明、Low-Eガラスに関する記述は除く。)ついての考え方を「計画の要点等(5)」で求められました。
    再生可能エネルギー:太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常の存在するエネルギーのことを指します。
    ※地中熱の利用については過去に出題がありました。 地中に埋設したアースチューブを用いて熱交換(夏季:冷却、冬季:加熱)した空気を室内に送り込む手法等があります。

法令の適合について

試験課題発表時に示された建築基準法令への適合について

  • 建蔽率:1,680m2×0.8=1,344m2以下
  • 容積率:1,680m2×3.0=5,040m22以下(床面積の上限)
  • 高さの制限:西側道路(幅員12m)及び南側道路(幅員6m)からの道路高さの制限。北側高さ制限(公園による緩和はありません)
  • 延焼のおそれのある部分:延焼ラインは、1階(東側、南側(オンライン))、2階以上〔東・南側〕
  • 防火区画(面積区画・竪穴区画等)
    ※異種用途区画の指定はありませんでした
  • 避難施設
    ※居室の最も遠い位置から2の直通階段に至る歩行経路、その一に至る歩行距離(有窓居室:60m以内、無窓居室:40m以内)及び重複区間の長さ(有窓居室:30m以内、無窓居室:20m以内)の記入が必要でした。
    ※「敷地内の避難上必要な通路」については、有効幅員1.5m以上の通路を計画。

課題概要とポイントについて

★計画にあたっては、特に次のことが求められている…特に重要

Ⅰ.設計条件
  • (1)多世代の利用や多様性の尊重・交流等を促し、地域住民の文化活動の拠点とする。
  • (2)読書空間は、自然採光を活用するとともに、蔵書の管理・保存に配慮する。
  • (3)省エネルギー化の実現及び再生可能エネルギーの導入によるエネルギー自立度を高めた計画とする。

1.敷地及び周辺条件

(1)敷地周辺は、北側に防火上有効な公園、東側は公共駐車場、西側は駅につながる道路として、不特定多数の利用が想定されることから主要道路と考えメインアプローチを計画するとよい。

アプローチの検討(例)

東側:公共駐車場がある。

南側:6m道路を挟み店舗付き集合住宅がある。 …サービス・通用口、サブアブローチ等

西側:12m道路を挟み店舗付き集合住宅がある。 …メインアブローチ …駐車場出入口・駐輪場

北側:防火上有効な公園がある。

(3)第二種中高層住居専用地域及び準防火地域

(6)支持地盤となるN値=30以上の砂礫層は、GL-2m(一部-4m)のため、ベタ基礎+地盤改良の計画が適切と考えます。


2.建築物

(1)階数・構造種別(自由)

  • ※木造、RC造、SRC造・S造等が考えられますが、RC造で問題ありませ。

(2)床面積の合計の指定が無いことから最大は、容積率の上限(5,040m2

  • ※床面積の算定においては、ピロティ、塔屋、バルコニー(外気に有効に開放されているものに限る。)、屋外階段及び屋上設備スペースは、床面積に算入しない。ただし、ピロティ等を屋内的用途に供するもの(駐車場、駐輪場、設備スペース等)については、床面積に算入する。

(3)要求室 【部門は、指定されなかった。】

一般開架スペース(計600m2以上)

  • ・ 蔵書数は5万冊程度とする。
    ※ユニバーサルデザインを考慮して書架間の寸法を1.8m以上とすると、1m2あたり140冊程度となるため書架部分で360m2程度が必要になります。
  • ・ 書架及び閲覧席を設ける。
  • ・ 開放的な空間とするため、床面積の合計200m2以上の部分は高天井とする。高天井は最も低い所で高さ3.7m以上とする。

7.各階の階高の計画について

  割合
各階4mで計画した 23.1%
各階4.5m度で計画した 0%
各階5.0mで計画した 4.0%
一般開架スペースのある階のみ5.0mとした 61.3%
その他 11.6%

※北側高さ制限を考慮して、真北方向への距離や3階の形状等に配慮すれば、各階階高5mも可能ではあるが集計では一般開架スペースのある階のみ階高を5mで計画した受験生が一番多いという結果になった。

●児童開架スペースの計画(計300m2以上)

  • ・ 蔵書数は1万冊程度とする。
  • ・ 書架、閲覧席及び靴を脱いで床に座れる「お話コーナー」を設ける。
  • ★上記以外に、次のものを設ける。
    ① プレイルーム(約30m2
    ② 乳幼児の一時託児室(約30m2
    ③ サービスカウンター等その他の必要な機能や什器

●閉架書庫(計150m2以上)

  • ・ 蔵書数は9万冊程度とする。
  • ・ 集密書架を設ける。

●対面朗読室 …床面積適宜

●自習室(計100m2以上) 
…読書や自習等の個人利用を目的とする。

●ワークルーム(100m2以上) 
…ワークショップ等の集団利用を目的とする。

●企画展示スペース(100m2以上)

  • ・ 郷土資料の特別展示、地域活動や行事等に関する企画展示を行う。入場料は無料。

●セミナールーム(100m2以上)

  • ・ 会議のほか、企画展示スペースと関連したセミナー等に使用する。
  • ・ 移動間仕切り等で2室に分割可能とする。

●荷解き配本スペース(適宜)

  • ・ 荷解き、配本等の作業スペースのほか、配本車の駐車スペースを設ける。
  • ・ 企画展示スペースの展示品等の搬出入にも使用する。

●カフェ(50m2以上) …カウンターキッチンを設ける。

  • ※ブックポストを設ける。乳幼児連れに配慮した室等を設ける。施設の運営管理に必要な室、その他必要な機能や什器、室等を、適切に設ける。

8.グリッド計画(東西方向×南北方向)について

  割合
7m×7m 13.1%
8m×7m又は7m×8m 35.3%
7m×6m又は6m×7m 22.0%
複合:8m×(7m・6m併用)又は
複合:(6m・7m併用)×8m
14.5%
複合:7m×(8m・7m併用)又は
複合:(8m・7m併用×7m
5.2%
その他 9.2%

※各床面積が〇〇以上の指定から、7m×8mグリッド等、50m2以上となるスパンを利用する受験者が多くなったと思われます。


9.一般開架スペース(600m2以上)の設置階について

  割合
1階に計画した 0%
2階に計画した 8.7%
3階に計画した 75.1%
1・2階に計画した 0%
2・3階に計画した  16.2%

10.児童開架スペース(300m2以上)の設置階について

  割合
1階に計画した 28.3%
2階に計画した 67.1%
3階に計画した 1.7%
その他 2.9%

※設計条件の主文(1)「多世代の利用や多様性の尊重・交流を促し、地域住民の文化活動の拠点とする。」ことから、企画展示スペースやセミナールームを1階に計画し、児童開架スペースを2階、一般開架スペースを3階に計画する受験者が多かったと思われます。

■設備計画

  • ●ポンプ室(適宜) …給水方式は水道直結増圧方式とし、増圧給水ポンプを設ける
  • ●消火ポンプ室(適宜)…屋内消火栓用
  • ●その他の設備機器等
    ・ 電気設備 …屋上にキュービクルを設置
    ・ 空調室外機 …PS、DS、EPS等を、適切に設ける
    ・ エレベーター …施設利用者用と管理者用とを別に設ける
    ・ 採用した設備計画に応じて、「機械室」等を適切に計画する
    ・ 屋上に太陽光パネルを設置する

★要求室表の下段
その他必要な室等は、適切に設ける。 什器等を、適宜設ける。


3.その他の施設等

(1)駐車場

車椅子使用者用として2台分のスペースを設ける。(建築物内に計画してよい)
施設利用者用及び職員の駐車場は、敷地東側にある公共駐車場を利用する。

(4)駐輪場

施設利用者用として20台分以上(平置き)を設ける。(建築物内に計画してよい)


4.留意事項

(3)延焼ライン(建築物の延焼のおそれのある部分の位置)を記入する。

必要に応じて、延焼ライン及び防火区画(面積区画、竪穴区画等)に要求される所定の防火設備を適切に計画する。

(4)地上に通じる2以上の直通階段を適切に計画する。

必要に応じて、「敷地内の避難上必要な通路」を適切に計画する。

Ⅱ.要求図書

(1)(2)(3)

  • ①ロ.延焼ライン(建築物の延焼のおそれのある部分の有無にかかわらず必ず記入)
    ニ.一般開架スペースに設ける高天井の部分(破線で図示し、面積を記入する。)
  • ③ハ. 塔屋部分の位置(破線で3階平面図に図示する。)

(4)南-北断面図

  • ①切断位置は、南北方向とし、一般開架スペース(高天井の部分)を含み、立体構成が分かる断面とする。なお、水平方向及び鉛直方向の省略は行わない。
  • 建築物の最高高さ塔屋を除く建築物の高さ、階高、天井高、床高及び主要な室名等を記入。
  • ③高さ制限への適合が確認できる情報(道路・北側斜線、最小後退距離、計算式等)を記入する。
  • ⑤塔屋及び屋上の設備スペースを図示する。(切断位置に現れない場合には、破線で図示する。)

答案例等については、明日10/10(火)より全国の日建学院にて実施いたします設計製図ガイダンス「ポイント説明会」の中でお知らせいたします。
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