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二次検定対策
1級土木施工管理技士 二次検定ポイント講習会
環境への配慮、品質の確保など、近年、公共工事に求められる内容が多様化しており、1級土木の二次検定も幅広い分野から出題されるようになりました。これに伴い、二次検定の難易度も高くなってきています。そこで、日建学院では合格への鍵となる二次検定ポイント講習会を無料にて全国で開催します。是非ともこの機会にお申込み下さい。
1級土木二次検定分析資料 プレゼント
参加された方には「1級土木二次検定分析資料」をプレゼント!
内容 |
二次検定のポイントを解説
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開催日時 |
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受講料 | 無料 ※二次検定対策を網羅した小冊子付 |
- ・二次検定ポイント講習会の受講を希望される方は、下記のボタンよりお申込みください。
- ・ご希望の日程が申込日を含んで2日以内の場合は、電話での受付となります。
二次検定対策
概要 | |
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初学者・学習経験者対象
二次本科コース |
スキルアップ講義と二次検定対策講座の「2段階学習」で難関試験突破を目指す!二次スキルアップ講座と二次検定対策講座の2段構えで、難関試験に対応できる技量と知識を身に付けます。 |
初学者・学習経験者対象
二次本科Webコース |
スキルアップ講義と二次検定対策講座の「2段階自宅Web学習」で難関試験突破を目指す!記述解答のベースとなるスキル(技量)を向上させるためのテクニックを学ぶ「二次スキルアップ講義」と「二次検定対策講座」の2段構えで、難関試験に対応。 |
初学者・学習経験者対象
二次コース |
短期間の効率学習で、二次検定合格を目指す!過去20年間の本試験問題を徹底分析。重要ポイントを整理し試験のツボを押さえます。 |
問題・解答解説集プレゼント
問題・解答解説集
1級土木施工管理技士一次検定 問題・解答解説集プレゼント
2021年度1級土木施工管理技士一次検定の全問題を見直すことで、二次検定の基礎力の構築に!
また、2022年度受験を検討されている方は、一次検定対策にお役立てください。
※8月下旬頃の発送予定となります。
※画像は過年度のものになります。

総評
本年度の1級土木施工管理技術検定は,試験制度が見直されて初めての試験となりました。試験名称が『学科試験』から『一次検定』に変更となり,これに伴い出題項目についても見直されて,新たに『施工管理法(応用能力)』に関する問題が追加されたのが大きな特徴といえます。
解答形式に関しては,四肢択一のマークシート形式ということで,例年と同様の出題でした。また,出題配分を見てみると,下表のように午前の問題Aは出題61問中30問の選択解答,午後の問題Bは出題35問全問必須解答と,例年通りの出題数と解答数が求められました。ただし,問題Bに関しては新たに『施工管理法(応用能力)』の問題が15問追加され,これにより例年出題されていた施工管理の問題が15問減らされました。
表 問題A出題配分
表 問題B出題配分
(新規追加問題)
『問題A』の土木一般の分野(№1~15)は,新傾向の問題は少なく,問い方を変えたアレンジ問題の出題が散見されました。このアレンジ問題は,一見過去問で見たことがありそうな問題ですが,読み進めると判断がしづらいといった問題です。【No.5】軟弱地盤対策工法,【No.12】道路橋で用いられる基礎形式,【No.14】場所打ち杭工法における支持層の確認・根入れなどがこれに該当します。これらの問題は,解答を絞るのが難しい問題であったと思われます。一方で【No.3】TS・GNSSを用いた情報化施工,【No.8】コンクリートの打込み,【No.9】配合,【No.10】鉄筋の組立て・継手,【No.15】土留め工の施工については素直な出題内容でしたので,ここはしっかり得点しておきたいところでした。
専門土木の分野(No.16~No.49)では,各々専門性の高い内容でしたが,34問中10問の解答と選択幅が広いことから,土木一般分野に比べて解答しやすかったのではないかと推察します。
法規の分野(No.50~No.61)にについては,【No.50】労働契約に関しては,解答を1つに絞るのが難しかったようですが,その他の問題に関しては,事前にポイントを踏まえた学習を行っていた方は,ある程度手応えを感じたのではないでしょうか。
『問題B』の共通工学・施工管理及び施工管理法(応用能力)分野(No.1~35)は,全問必須解答となり,得点のウエイトが大きく影響する分野といえます。
共通工学の分野(No.1~No.4)の出題では,全てが過去問ベースの問題でしたので,比較的易しく感じられた方が多かったのではないでしょうか。したがって,この分野はしっかりと得点しておきたいところともいえます。
施工管理の分野(No.5~No.20)の出題では,【No.11】安全ネットの設置,【No.12】明かり掘削作業,【No.17】情報化施工と環境負荷低減についての出題は,判断しづらい問題であったと思います。特に【No.17】は,情報化施工と環境負荷低減が合わさった新しい出題でしたので,悩まれた方が多かったかと思われます。その他の問題に関しては,過去問ベースの問題が出題されていましたので,ある程度得点を伸ばすことができたのではないでしょうか。
施工管理法(応用能力)の分野(No.21~No.35)の出題では,今年度より初めて出題される問題であり,どのような出題がされるのか気になっていた方も多かったのではないでしょうか。この分野の出題としては,文章中の空欄に当てはまる適当な語句の組合せを選ぶ問題でした。空欄に当てはまる語句があらかじめ記載されていましたので,ある程度解答を絞ることは可能であったかと思われます。ただし,全体の合格基準に加えて,この施工管理法(応用能力)の分野において新たに合格基準が設けられたことから,しっかり得点しておかなければならない分野であったといえます。