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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週のアドバイス(2021.04.12)

T形梁(構造)の出題はズバリこれだ!

前回の質問T形梁について説明したね。
では、このT形梁はどのように出題されるのか。今回はズバリ教えるぞ。
T形梁は、過去10年間でR01年、H29年、H25年の3年も出題されている。とても良く出る問題なんだ。
実際の学科試験の問題文を載せるよ。

梁とスラブを一体に打ち込む場合、梁の剛性については、一般に、梁のスパン長さ等に応じたスラブの有効幅を考慮したT形梁として計算する。

3年ともほぼ同じ記述なんだ。必ず、鉄筋コンクリート構造に関する構造設計の分野で出題されている。
では、この梁とスラブのコンクリートを一体に打ち込む場合のT形梁で、最も重要なところは…

スラブと梁は一体になって曲げに抵抗

梁の剛性は、梁の両側のスラブの一部(協力幅)を有効幅に含めて計算

単独の長方形梁より、T形梁は応力度・変形を小さくすることができるんだ。

T形梁

出題の傾向を見ると、必ず問われる重要なところが見えてくる。過去問題を何度も解いてみることが大切なんだ。

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