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実例建築物・歴史的建造物紹介(2021.05.31)

アントニオガウディ サクラダファミリア

今回は少し見方を変えて見よう。建築はイメージとしてとらえると理解しやすい。その方法の一つが、古典的だけど手を動かしてスケッチを描くこと。製図もスケッチが基本ではないかな。カメラとスケッチブック持って出かけよう。定規と巻き尺。自分の居心地の良い空間の寸法を頭に叩き込むこと。
スペインの建築家 アントニオガウディ

知識としては、皆、知っているかもしないが、自分が世を去っても作り続けられる事は凄くないかな。スペイン バルセロナのサクラダ・ファミリアがまさにそう。
少し 具体的に解説しよう。

アントニオ・ガウディ 1852年6月~1926年6月
スペイン・カタルーニァ地方出身。19世紀から20世紀始めにかけてのモデルニスモ(アール・ヌーボー)期にバルセロナ中心に活動した。
作品 サクラダ・ファミリア(聖家族教会1883~) グエル公園 カサミラ などユネスコの世界遺産に1984年に登録されている。
ガウディは、富豪エウセピォ・グエルが才能を認め後援者として支え続け、幾多の作品を実現し、1883年にサクラダファミリアの主任建築家として推薦された。

サクラダファミリア
彼は人生後半を敬虔なカソリック教徒としサクラダファミリアに建設に全精力を注いだ。1926年6月に路面電車の事故に会い、身なりにかまわなかった彼は浮浪者として扱われ、3日後に世を去ったが、彼の意思を継ぎ建設は進められている。ガウディ没後100年 2026年完成目指しているがコロナで延期が予想されているが、建築には時を超えていく力がある。下図は40年前のスケッチ。左側の建物が建設途上だった時代である。

彫刻が施された外観と内部。
教会建築では聖像、装飾をイコンと呼ぶが、Iconは いまやパソコンなどに使われるアイコンになっている。

構造と彫刻は一体。コンピューターがない時代に、ケーブルを逆さにして力の流れを見たとかの逸話がある。
300年程度かかると言われた工期が、近年の技術の伸展により加速されてきている。
天蓋は天井より吊り下げられている。
未完成ながらミサが行われた。

WE BUILT TOMORROW 完成 CG動画 youtubeから

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