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実例建築物・歴史的建造物紹介(2021.06.07)

カサ ミラ アントニオ ガウディ

今でいう家主さんの住居とアパート兼用の建物だけど、ガウディが設計するとこうなる。当初は外観は市民の受けは悪く 石切り場と言われたようだけど 今はバルセロナを代表する建物となり、一般開放(入場料あり)されている。自分の設計した建物が後世になってランドマークとなって入場料払って見k学されるなんて、すごい事だ。建築士(正確には卵)よ 大志を抱け。

カサミラガウディにより実業家ペレ・ミラ夫妻の為に、邸宅兼集合住宅として設計され、1906から1910年に建設された。1984年にユネスコの世界遺産として登録されている。

外観の特徴はうねる様な壁と鉄製の彫刻的なベランダ。又、屋上には、様々な煙突と階段室がならび、一種 異世界のような感じがする。壁、天井なども波打つような直線がない建物である。

かって日本のウィスキー会社がガウディの建築を素材として、未来から来たものとか、異世界のような雰囲気の広告を作っていた。

建設当時 集合住宅の家賃が高く 当時は市民が醜悪と思った外観の為に借り手が少なく、ただ、家賃が3世代固定の為に、今になれば割安で、8世帯のなかから4世帯は住み続けているようだ。今は一階部分は、ガウディ建築に関する博物館となっている。

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平成22年度 1級建築士学科試験(計画)では、こんな風に出題されたぞ。
「カサ・ミラ(アントニオ・ガウディ)は、波状の有機的なファサードを有し、各住戸の平面が異なる高層集合住宅である。」正しい記述だね。
波状のファサード、各住戸の平面が異なる、高層集合住宅などの特徴を理解しておこう。

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