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今週の質問(2020.03.23)

鉄骨構造の問題で、形鋼の許容応力度設計において、板要素の幅厚比が制限値を超える場合は、制限値を超える部分を無視した断面で検討する。
とありますが、なぜ無視するんですか?

『幅厚比』って、何のためにあるんだろう?
幅厚比は、鋼材が『局部座屈』しないようにするための制限なんだ。

まず○△比って出てきたら、○と△の間に/を入れてみよう。
○(分子)/△(分母)ってなるよね。
この考え方でいくと『幅厚比』は、幅/厚さって事になる。

幅厚比が大きいって事は、幅が大きいか、厚さが薄いか、その両方かってことだよね。
ということは、大きくなれば大きくなるほど、ペラッペラな紙みたいなものになるということだ。
こんなペラペラな材料じゃ、とちょっとした圧縮力が作用しただけで、クシャクシャになっちゃいそうなのは想像出来るね。

ちょっとした圧縮力で板要素がクシャクシャになった状況を局部座屈って言うけど、こんな状況じゃ構造材としては役立たずだし、ここから建物の破壊が進むことだってある。それじゃ困るんでそうならないようにしようっていう制限なんだ。

「鋼材を無視する」を違う言葉で言うと、何も期待してないっていうこと。
幅厚比を制限値内にした鋼材は、局部座屈に対し、抵抗する厚さがあるってことだから、局部座屈を考えなくてもいいって事だけど、でも、幅厚比の制限値を超えた部分があると、その部分は局部座屈の可能性が高くなるので、最初から制限値を超えた部分の耐力は期待しないって考えて、安全を確保するという考えなんだ。

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