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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週の質問(2020.04.13)

排水槽の吸い込みピットとは、どんなものですか?

排水槽の底部に設けられたくぼみのことだよ。

ここで排水槽の役割・構造について理解しよう!

建物内の便所の汚水箇所や厨房や洗面器などの排水箇所が、公共下水道管よも低い箇所にある場合、自然流下により排水槽に一旦溜めて、吸い込みピット内に設置した排水ポンプなどで排出する設備なんだ。

つぎに排水槽の構造は、以下の図のようになっているから見てほしい。

  • ①排水槽内部の保守点検が容易かつ安全に行える位置に,原則として人が入って清掃・点検できる大きさの直径60cm以上とし、防臭マンホールを設けるよ。
  • 排水槽の底に吸い込みピットを設け,排水槽の底の勾配は,吸い込みピットに向かって
    1/15以上 1/10以下の下り勾配にして、排水・汚泥の排出および清掃が容易かつ安全に行える構造とするよ。
    必要に応じ滑り止め等の適切な措置を講ずることもあるよ。
  • ③通気のための装置(通気管等)を設け,直接外気に衛生上有効に開放するよ。そのために通気管の最小口径は50mmとしなければいけないんだよ。

排水溝

汚水や臭気が外部に漏れないように,しっかり水密・防臭構造とし、通気管が設けられていることがわかったかな。過去問題にも何度か出題されているので、赤字については理解しておこう。

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