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建築物の屋根は、様々な形状があって、名称も読みにくいから覚えづらいよね。
令和元年の本試験でも出題され、屋根の異なる形状・名称を並列し、混同させる問題となってるんだ。
図を見ながら、形状と名称を合わせて、目で見て覚えてしまおう。

「切妻きりづま」
大棟から両側に葺きおろし、妻壁を立上げる形式。

「寄棟よせむね」
大棟から四方に葺きおろす形式。 隅棟（降り棟）を持つ。

「入母屋いりもや」
上部を切妻屋根とし、下部は寄棟と同様に、屋根を四方に葺きおろす形式。

「方形ほうぎょう」
平面が正方形または正八角形で、隅棟が一つの頂点に集まる形式。

「片流かたながれ」
1方向だけに勾配を付けた形式。

「腰折こしおれ」
勾配が上部と下部で異なり、下部が急勾配屋根となった形式。マンサードとも呼ばれる。

「陸ろく屋根やね」
勾配が小さい平坦な形式。特に雨仕舞に配慮する必要があるため、アスファルト防水などを施す。

「屋根のかたち」＝「名称」を目で記憶して覚えよう！