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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週の質問(2020.07.06)

鉄筋相互のあきの計算方法とそのあとの答えの導き方がよく分かりません。

施工の鉄骨コンクリート工事についての質問だね。

まず「鉄筋相互のあき」とは何か確認してみよう。
鉄筋相互のあきとは隣接する鉄筋の表面間の最短距離のことなんだ。
鉄筋のあきが不足すると、コンクリートの打設時に
充填不良が発生する可能性が非常に高くなるんだよ。

鉄筋相互のあき

では、ここで質問に戻ろう。
鉄筋のあきの計算方法は、以下の3つのうちの最大の値採用されるんだ。

  • ①異形鉄筋では呼び名の数値、丸鋼では鉄筋径1.5倍
  • ②粗骨材の最大寸法1.25倍
  • 25㎜

鉄筋相互のあき

たとえば粗骨材の最大寸法が20㎜で使用鉄筋がD19だった場合で3つの条件にあてはめてみると、

  • ① 19×1.5=28.5㎜
  • ②20×1.25=25.0㎜
  • ③25㎜

となるので一番大きい数値である28.5mを採用するんだ。

計算方法と答えの導き方をしっかり覚えておこう!

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