2023年度1級土木施工管理技士
二次検定 解答試案・総評

1級土木施工管理技士 二次検定 解答試案・総評

二次検定 解答試案・総評

プレゼントアイコン二次検定 解答試案プレゼント!

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もれなく差し上げます!

日建学院では、ご希望の方に2023年度1級土木施工管理技士二次検定の「日建学院オリジナル解答試案」を差し上げています。

解答試案

※画像は、過年度のものになります。

プレゼントお申込み

※解答試案について

解答試案は当学院が独自に行うものであり、試験実施機関である一般財団法人 全国建設研修センターとは一切関係がありません。

総評

二次検定の出題総数は11問、昨年と同じく問題1~3は必須解答、選択問題(1)と選択問題(2)は各々4問の中から2問選択解答という形式で出題されました。

出題形式

令和5年度 令和4年度
問題1 経験記述(必須) 経験記述(必須)
問題2 必須問題 必須問題
問題3
問題4 選択問題(1)
(2問選択解答)
選択問題(1)
(2問選択解答)
問題5
問題6
問題7
問題8 選択問題(2)
(2問選択解答)
選択問題(2)
(2問選択解答)
問題9
問題10
問題11

経験記述

経験記述のテーマは「品質管理」でした。R2年度以来3年ぶりの出題でしたが、近年頻出のテーマであること、問題内容・解答行数(7行・10行・10行)とも変更がなかったことから、取りこぼしの出来ない出題内容でした。

必須問題

【問題2】では"コンクリート構造物の非破壊検査"に関して穴埋め問題が出題されました。解答案は次のとおりです。

(イ)浮き(ロ)強度(ハ)コア(ニ)位置(かぶり)(ホ)腐食

【問題3】では"足場の組立て、解体又は変更の作業において事業者が講じなければならない措置"を2つ、記述解答が求められました。実務的に遭遇しやすいシチュエーションでもあり、普段の安全管理として慣れている方にとっては平易な出題内容だったのではないでしょうか。類次問題も過去出題されていることから、多くの受検者が対応できたと考えます。

選択問題(1)

昨年同様、すべて語句穴埋め問題として出題されました。

【問題4】は"切土法面施工時の排水対策"に関する出題でしたが、特に(ロ)は難問でした。

【問題5】は"コンクリートの運搬、打込み、締固め"に関する出題でしたが、こちらは基本的な出題内容でしたので全問正解も狙えたと思います。

【問題6】は"型枠支保工の安全"に関する出題でした。二次検定の出題頻度は近年低めの項目ですが、一次検定ではおなじみの出題内容であることから、当年の一次検定合格組の受検者は有利だったと思います。

【問題7】は"廃掃法より産業廃棄物管理票に関する出題でした。H22年度に類似の出題があり、過去問対策で(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)の解答は可能でしたが、ここまでしっかり事前対策できた方は少数かも知れません。(ロ)(ハ)は難易度高めと判断します。

【問題4】(イ)浸食(ロ)現地踏査(ハ)地下水
(ニ)トレンチ(ホ)湧水

【問題5】(イ)(ロ)コールドジョイント(ハ)沈下
(ニ)材料分離(ホ)再振動

【問題6】(イ)変形(ロ)はり(ハ)150
(ニ)突合せ(ホ)

【問題7】(イ)同時(ロ)種類(ハ)数量
(ニ)(ホ)都道府県知事

選択問題(2)

すべて文章で答える記述式問題として出題されました。

【問題8】は"コンクリートの養生"ついて、「施工上の留意点5つ」の記述が求められました。「湿潤状態に保つ」とか「日よけ・風よけ対策を講じる」など、2つ3つまでは簡単に挙げることができると思いますが、4つ以上納得のいく解答ができた方は少なかったのではないでしょうか。一般のコンクリートの養生の留意点だけでなく、暑中コン、寒中コン、マスコンまで範囲を広げて解答することも一手だったと思います。

【問題9】は"TS・GNSSを用いた締固め管理"から、「本施工の日常管理帳票として作成する資料①~④(内容割愛)についての作成時留意事項」の記述解答が求められました。新傾向の難問ですが、建設DXなどが推進され、実際の建設現場でも情報化施工が浸透してきたことから、1級土木二次検定でも昨年から出題されるようになりました。今年の一次検定でも問題A_No.3と問題B_No.33に類似内容の出題があり、今後も注目すべき項目といえますが、実際に施工を経験している受検者は【問題8】に比べればまだまだ少数と考えられ、本問の選択者は少数だったと思われます。

【問題10】は"車両系建設機械による労働災害防止"について、「事業者が実施すべき具体的な安全対策5つ」の記述が求められました。建設機械災害は建設工事の3大災害の一つであり、普段の安全管理活動でも十分注意されていることと思います。建設機械を使う現場ならどこでも当たり前に注意を払っていることを書き出せばよいことから、1級土木の受検者ならしっかり対応できる出題内容と思います。是非とも得点源にしたい問題でした。

【問題11】は"プレキャストボックスカルバートの施工手順①~④"について問われ、このうち2つを選択解答する形式で出題されました。本問はH30年度に類似出題があり、過去問対策をしっかりしていた方は①②④は難なく解答できたと思います。③は新規出題で実務経験者でなければ難しい内容でした。

解答試案については下記申し込みフォーム又は最寄りの日建学院各校までお問い合わせください)。

合格発表日は令和6年1月12日(金)です。
令和4年度の二次検定全国合格率は28.7%でした。

受検者の皆様が,この価値ある国家資格に合格されることを心からお祈りいたします。

二次検定 対策講座

二次

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記述式問題対策と重要問題解説の「2段階学習」で難関試験突破を目指す!

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過去の本試験問題を徹底分析。重要ポイントを整理し試験のツボを押さえます。

※各校によって日程や通学日が異なりますので、詳細は日建学院各校へお問合せください。

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