国家資格でスキルアップ
目標に向かう努力の積み重ね。
19歳以上なら誰でも受検可能になった
『1級建築施工管理技士 一次検定』
福井工業大学×日建学院の強力タッグで、
在校生15人受検のうち13人合格。
合格率 86.6%の快挙!
見事合格を果たした工学部 建築土木工学科の生徒2名に、
資格取得に向けた取り組みについてお話を伺いました。
また、彼らを支える主任教授および
キャリアセンター就職支援課の想いもあわせてご紹介します。
(2025年1月取材)
ものづくりが好き、その「好き」で誰かを守りたい
設計士の夢に向けて国家資格を取得
卒業後は建築士を取って住宅を設計したい
工学部 建築土木工学科2年
下川 拓真さん
Takuma Shimokawa
大学入学後に受検した2級建築施工管理技士補に合格。続けて1級も受検したかったのですが、当時は受検資格を満たしておらず受けることができませんでした。その後、法改正で19歳以上であれば誰でも受検可能となったことを知り、「最年少の19歳で取ろう!」と決意しました。
通学の良いところは、あらかじめ勉強スケジュールが組まれていること。独学だと気分次第で勉強を休んでしまうこともできますが、通学では講義の時間が決まっているため、自然と勉強の習慣が身につきました。また、どの分野にどれだけ時間をかけて勉強すればいいのかが独学の場合は分かりづらいですが、日建学院では「この分野は出題が多い」「これはあまり出ない」といった分野ごとの重要度を教えてもらえるので、効率的に学習を進められました。
ある日、一緒に日建学院に通学していた友人と小テストの成績を比べた際に自分の成績が振るわず「このままじゃダメだ」と感じたことがありました。そこで芽生えた競争心と焦燥感がその後の資格勉強の原動力になりました。試験直前に知識を詰め込むのではなく、毎日少しずつ勉強を続けることが合格につながると思います。自分は大学の授業の合間や寝る前にスマホを見る時間を試験勉強にあてていました。また、合格ボーダーラインを目指すのではなく満点をとることを目標にして取り組んでいました。
幼い頃からものづくりが好きで、その「好き」で誰かを守りたいと思っています。能登地震で被災した経験もあり、その想いがより強くなったように感じます。今は受験資格がないため建築士の受験ができないのですが、将来の夢である設計士に向け大学卒業後に建築士に挑戦します!
学生のうちに誰よりも早く、資格を取りたかった
資格勉強を通して将来やりたいことが明確に
施工管理職で人の暮らしを快適にしたい
工学部 建築土木工学科3年
金丸 航大さん
Kouta Kanemaru
工業高校の建築科を卒業し、まずは2級建築士を取得。その後、1級建築施工管理技士補に挑戦しました。いつか必要になる資格だと分かっていたので、学生のうちに誰よりも早く取得しておこうと思ったことが受検のきっかけでした。
日建学院の映像講義は、いつでも自分のペースで受講できてよかったです。勉強につまずいてしまったときは担当の方が「大丈夫?」と声をかけてくれるなど、細やかな気遣いがありがたかったです。必要な教材が用意されていて、サポートしてくれる方もいる環境が合格につながったと思います。日建学院に通学し2級建築士に合格した経験から、勉強のやり方は自分の中で確立できていたと思います。建築施工は独学も考えましたが、法改正があった翌年の受検だったため出題傾向が掴みづらいと感じ、再び通学を選びました。通学することで、合格がより確実なものになったと実感しています。
講義の受講や出された宿題は当たり前にこなし、予習・復習など自主的な勉強にも力を入れていました。大学の図書館が夜10時まで開いていたので、昼頃から閉館までずっと勉強することもありました。最初は成績が伸びませんでしたが、後半には過去問を何度も解き直し、とにかく問題に触れる回数を増やすことで成績を上げていきました。また、資格勉強の期間が長ければ長いほどモチベーションの維持も難しくなりますが、大学の友人と切磋琢磨しながら勉強することでモチベーションの維持もできました。
資格勉強を通じて将来やりたいことが明確になり、施工管理職に就きたいと思うようになりました。人の暮らしを快適にする仕事に魅力を感じ、空調設備関係の会社に就職する予定です。資格を持っていることで視野と自分の可能性が広がると分かったので、1級建築士をはじめ、さまざまな資格を取得していきたいです。
資格で広がる将来の可能性!
社会に求められる有資格者
資格学習は基礎教育の一環
福井工業大学 工学部長
工学部建築土木工学科
主任 教授
宮本 裕司さん
大学での研究は専門分野を深く追求するものです。同時に、建築土木分野では資格の重要性も見逃せません。そして資格学習は、専門研究を助ける教養とも位置付けられます。資格勉強と大学での講義が一体となった教育で、専門性をより広く深く理解してもらいたいと考えています。
当大学の学生は在学中に資格を取るという考えを代々受け継いでいます。資格に対するモチベーションも高い。その自主性や意欲を成果につなげるため、資格取得のプロである日建学院の協力を仰いでおり、親身なサポートが有効に機能していることを感じます。
建設業は人が生き、社会が機能していくうえで欠かせない生活空間の設計とインフラ機能を担う、大きな役割があり責任があります。また最近では、女性の活躍も目立っています。それだけ夢のある仕事だということを学生たちにこれからも伝えたいですね。
\ 強力タッグで実現する高い合格率 /
望む学生のほぼ100%が就職を、しかも自分が目指す分野への就職を果たす福井工業大学。専門研究である大学教育と、スキルアップの糧となる資格取得の勉強の両立は専門領域の理解を深めるだけでなく、目標に向かう努力がもたらす人間力向上にもつながっています。
福井工業大学
就職の強い味方、資格取得
専門知識と確かな技術力を身につける
夢は大きく掲げるのが良いでしょう。目標は小刻みにたてるのが良いでしょう。人と比べて頑張ろうとするのではなく、自分自身と向き合って自分をちょっと超えるのが良いと。少しずつの伸びであっても、その積み重ねでしか進歩する方法はありません。なりたい自分になるために、資格取得を目指してほしいと考えます。
福井工業大学では、学生に各学科で取得できる資格や、内容、試験日などを詳しく紹介。授業内容を理解することで合格に結びつく資格・試験も多いので、積極的にチャレンジすることをすすめています。
在学中の資格取得は、身につけたスキルの証明と同時に、意欲や努力を表します。資格取得を評価する企業も多く、就活にも役立ちます。大学での学修や資格勉強を通して、しっかりと自分を磨き、スキルアップしましょう。
具体的には、大学に通いながら専門的な資格取得を望む学生のために、学外講師による特別講座を開講しています。各種専門学校に比べ、割安の料金で受講できるのが特徴です。資格・試験の難易度に応じ、大学の特別奨励金が支給される制度も用意しています。
日建学院
学生の皆さんの努力が実を結ぶために
全力のバックアップ体制を確立
大学生の本分は学校の講義や課題で学ぶことであり、専門分野の研究です。同時に、数年後には社会に出ていく人材として、自分を磨くことも大学生活の意義のひとつ。資格取得は専門分野の勉強と自分磨きを兼ね備える挑戦であり、大学の研究と両立するに値するアクションです。
難関資格取得に挑戦する自主性と意欲を大学が後押しし、合格という成果を手にするための実質的なサポートを日建学院が担います。福井工大生担当がつき、大学のキャリアセンターと緻密にコミュニケーションをとりながら、学生の皆さんのスキルアッププランから共に考えます。
目標となる資格が定まれば、一人ひとりに寄り添った細やかなバックアップを続けます。受講中は大学の仲間同士で切磋琢磨できるほか、社会人と机を並べて学びながら実務の経験談を聞く機会も得られます。
日建の講師も勉強に加え、自身の資格取得の経験、社会経験なども惜しみなく伝授。大学と日建が一丸となり、頑張る皆さんの可能性を広げるサポートを。その姿と合格の笑顔が後輩のお手本となって、福井工大の抜群の資格取得率を支えています。
福井工業大学 キャリアセンター
各学科にキャリアセンターの担当スタッフがつく福井工大。
学生一人ひとりを担任のようにサポートする全国でもめずらしいシステムで、
大学生活から資格取得までしっかりバックアップしています。
今の学生は資格の必要性を理解していますし、それを認知させるのも私たちの役目です。企業様からの資格の評価は高く、目標に向かって努力する姿勢も評価につながっています。当大学では日建学院の協力のもと学内講座を設け、学生がチャンスを逃さないよう周知を徹底しています。
また、私たちは担当する学生の顔や性格もわかっているので、どんな道を目指すのか、そのためにどんな資格が役立つのか、資格試験の合格や、就活の成功のためにどんなサポートをするべきかを考えています。在学中に複数資格を手にする学生も少なくありません。それも日建のカリキュラムと、学生に寄り添ったサポートの力が大きいと感謝しています。
資格に挑戦する学生が多いということは仲間と一緒に日建に通学し、目標に向けて頑張れるということでもあります。合格発表で咲く笑顔は、みんなで励まし合い切磋琢磨する経験、頑張って目標を達成したことで得る自信も学生にとって大きなことだと実感させてくれます。
福井工業大学 キャリアセンター
就職支援課
鷲田 美佐子さん
福井工業大学
だれが2050年を創るのか。
それは福井工業大学で学んだあなたです。
未来社会の鍵を握るのはAI・IoT・宇宙工学・科学をはじめとするジャンルのテクノロジスト。福井工業大学では、2050年を見据えた社会をネクストステージに導く研究開発が多数動いています。
本学の教員と学生たちは、いまこの瞬間も、社会が驚くようなプロジェクトを推進し、未来を動かそうとしています。時代の変化とともに"技術者"と"工業大学"のあり方も変わってきました。これからの技術者に求められるのは専門知識に加えて「人と協働できる力」です。
コミュニケーションスキルは必須。各国の技術者やビジネスパーソンとの対話を意識して英語力も養うべきところでしょう。本学の教育体制や4学部8学科編成は、そのことも十分意識したものです。「次世代型工科系総合大学」と呼ぶにふさわしい環境は、時代の主役となるテクノロジストの格好の学びのステージであると自負しています。
(学長メッセージより抜粋)
●創立:1965年
●本部所在地:福井県福井市学園3-6-1
●学部:工学部/環境学部/経営情報学部、スポーツ健康科学部
●大学院:応用理工学専攻、社会システム学専攻
●ウェブサイト:https://www.fukui-ut.ac.jp/
満19歳以上であれば実務経験や学歴に関係なく
1級建築施工管理技士 一次検定を受検できます!
テキストのご活用など各種お問い合わせ・試験情報は、最寄りの日建学院またはコールセンターまでお気軽にご連絡ください。
毎日の継続した勉強が合格の鍵!