2024年度 ライセンスガイドブック・表紙デザインコンペ 結果発表

第2回「ライセンスガイドブック・表紙デザインコンペ」に沢山のご応募をいただきまして、ありがとうございました!
本年も、全国の皆様から「想いが込められた作品」が寄せられました。
また、素晴らしい作品とともに、新社会人になる方へ向けた沢山のメッセージを頂けたことにも、重ねて感謝申し上げます。

この「ライセンスガイドブック」は、建設系・不動産系の企業で新社会人として活躍される方にご覧いただけるよう、
資格取得のための学習アドバイスなどを掲載した冊子です。
「ライセンスガイドブック」は2013年の発刊後、2023年度版で10年目を迎えることから、その節目を記念し、
昨年第1回目となる「ライセンスガイドブック・表紙デザインコンペ」を開催しました。

今年募集した2024年度版で、ガイドブック発刊から11年目、さらにコンペとしては第2回目の開催を迎えます。
本年は沢山の素晴らしい作品をご応募いただきまして、ありがとうございました。

そして、日本全国の学生の皆様からいただいたたくさんの作品の中から、厳正な審査の結果、
グランプリ(1作品)・審査員賞(3作品)の入賞作品が決定いたしましたのでここに発表いたします。
入賞された皆様、おめでとうございます!

拍手

第2回
ライセンスガイドブック・表紙デザインコンペ
結果発表

グランプリ

表紙デザイン採用|賞金10万円

2024年度グランプリ受賞作品

こちらのデザインが
2024年度の
表紙になります!

「昇華の光」
「昇華の光」

茂垣 孝輔 様(法政大学 デザイン工学部 建築学科 4年)

デザインコンセプト

このガイドブックは色の基調を揃え、手に取る人が一目で夢に向かって、高みを目指して上に上に昇っていくことが伝わるように、シンプルなデザインにしている。どんな資格でも取得への道のりに近道は存在しない。ゆえに一歩一歩着実に、ブロックを昇っていくことが重要である。そのブロックを登るために必要なものは「ハシゴ」である。そのハシゴは次のステップに進むための架け橋になる。資格に合格するためには、自分で合格するための手段を選び、努力することが必要である。つまり知識というブロックに自らでハシゴをかけ、自らの手で昇っていくことが求められる。また、この本を手に取った者が、これからの建設業界において新しい時代を作り上げていくことを期待して、昇ってきたブロックに「2024」を刻み、今という時代を超えていってほしいという願いを込めた。

受賞コメント

この度はこのような素晴らしい賞をいただき、大変嬉しく思います。資格に挑戦する方が、高みを目指すきっかけになるようなデザインを目指しました。また私自身も今後の勉学において、より高みを目指そうと思えたコンペでした。

審査員賞

冊子内にて掲載|Amazonギフトカード5,000円分

「これからの未来図」
「これからの未来図」

北村 心海 様(宮城県工業高等学校 インテリア科 1年)

デザインコンセプト

このライセンスブックを読んだ人の今ままで学んできた知識・経験は、資格取得、これからの人生で必ず役に立つことを伝えたくてこのデザインにしました。また日建学院さんらしさを出すために、赤を基調とし暖かみをだしました。また、体に描かれたハートは何をするにも前向きな気持ちが大事だという思いを込めました。この表紙を見て、一緒に頑張ろうと思ってもらえるといいなと考えました。

受賞コメント

将来グラフィックデザイナーになるのが夢で、今回このコンペで賞を取ることができ大変うれしく思います。

審査員賞

冊子内にて掲載|Amazonギフトカード5,000円分

「ray」
「ray」

笹尾 咲来 様(鳥取短期大学 生活学科住居・デザイン専攻 2年)

デザインコンセプト

資格取得までの道のりはたくさんの努力を必要とする。険しい道のりかもしれないが必ずゴールがあり、それぞれの未来を照らす希望になっていくという背中を押すメッセージをデザインに込めた。日建学院を象徴する赤のらせんや、光を強く感じてもらえるように暗いトーンの背景を工夫した。

受賞コメント

有り難うございます。嬉しいのは嬉しいですが、最優秀賞を狙っていましたので残念です。

審査員賞

冊子内にて掲載|Amazonギフトカード5,000円分

「知識を身に着ける」
「知識を身に着ける」

松本 渓 様(早稲田大学 創造理工学部 建築学科 4年)

デザインコンセプト

このライセンスブックに出会ってから、学びを経て、自分のものになるまでの過程を表現しました。最初は自分より大きな存在だった本が、読み進めていくことで本の世界から飛び出し、自分の歩幅に合った道となります。道は時に険しいものとなりますが、さらに走り続けていくと、最後には本を「着こなす」ことができます。これは、知識が身に「着いた」ことを表しており、この本が新社会人として活躍するための第一歩となる期待が込められています。着こなし方は人それぞれであることで、知識をどう使うかは自分次第であり、舞うデザインとすることで、さらなる飛躍ができることを表しています。色彩は日建学院を想起させる赤を基調として色統一することで、シンプルなデザインに仕上げました。また、光と影を多様な方面から入れることで、正解は一つではないことを示唆しています。

受賞コメント

これまで建築以外のコンペに参加した経験が無かったのですが、今回コンペ紹介サイトで見かけてパッと思いついたものを提出しました。結果賞を受賞することができ、嬉しく思っています。

総評

この度は、第2回「ライセンスガイドブック・表紙デザインコンペ」に多数ご応募いただき、心から感謝申し上げます。忙しい学生生活を送りながら、このような素晴らしい作品を制作してくださった学生の皆さまに敬意を表します。また、学生へ作品応募の後押しをしてくださった先生方にも感謝申し上げます。

ご応募いただいた沢山の作品は、そのデザイン性もさることながら、デザインコンセプトとしてみなさまに頂いた作品への想いは、どれも新社会人のみなさまの背中を押すような心温まる内容でした。
なかでも受賞作品は、新社会人として建設業界へ羽ばたく方々への想いが、色使いや表現方法に表れていたように感じます。

本年もみなさまからいただいた沢山の素晴らしい作品のおかげで「ライセンスガイドブック・表紙デザインコンペ」は開催2年目を迎えることが出来ました。

2025年度には第3回を迎える「ライセンスガイドブック・表紙デザインコンペ」にも、沢山の素晴らしい作品が集まることを期待しております。

ライセンスガイドブック・表紙デザインコンペ 審査員一同