試験のポイント

試験概要

2023年度から【一次試験】のみ、CBT方式での実施に移行しました

※CBTの詳細につきましては、試験実施機関:「公益財団法人 インテリア産業協会」ホームページにて、試験概要をご確認ください。

インテリアコーディネーター試験のポイント

インテリアコーディネーター試験には「一次試験」と「二次試験」があります。
「一次試験」は、インテリア商品と販売の基礎知識とインテリア計画と技術の基礎知識が問われます。「二次試験」は、論文とプレゼンテーションがあります。

合格ラインは70~75%!

一次試験の合格ラインは、総得点の70~75%と言われていますので、満点を目指す必要はありません。

合格率は、例年30%前後で推移しています!

試験傾向をしっかり捉えれば確実に合格を目指せます。試験内容については、以下のとおりです。

※一次試験につきましては、試験形式が「CBT方式」に変更のため、上記の合格ライン・合格率は2022年度試験までの目安となります。

一次試験 試験内容

出題数と試験時間

・問題数36問 ・試験時間120分 

一次試験 試験審査の範囲(審査基準)

1.インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること
[インテリアコーディネーター誕生の背景となった住まいへの意識変化や住宅・インテリア産業の発展の経過、その後のインテリア産業の進展とインテリアコーディネーターの職域の拡大等に関する基礎知識を有していること。]

2.インテリアコーディネーターの仕事に関すること
[インテリアコーディネーターとしての役割、職能、必要な実務内容・手順および職域等に関する基礎知識を有していること。]

3.インテリアの歴史に関すること
[古代から現代に至る日本及び西洋のインテリアの歴史に関する基礎知識を有していること。]

4.インテリアコーディネーションの計画に関すること
[インテリアコーディネーションのための基本的な検討事項(生活像、規模計画、寸法計画、人間工学、造形原理、色彩計画、安全計画、性能計画、維持管理)、生活場面の構成手法、リフォームの計画等に関する基礎知識を有していること。]

5.インテリアエレメント・関連エレメントに関すること
[インテリアエレメント(住宅家具、造作部品、システム・ユニット製品、ウインドートリートメント、カーペット、インテリアオーナメント等)、各種品質表示、エクステリアエレメント等に関する基礎知識を有していること。]

6.インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
[建築の構造・構法、インテリア(床・壁・天井)の構法、造作と造作材、機能材料と構法、建具、仕上げ材と仕上げ等に関する基礎知識を有していること。]

7.環境と設備に関すること
[室内環境(熱、湿気、換気・通風、音、光)、住宅設備(給排水、換気・空調、自然エネルギー、電気、照明、水回り設備機器)に関する基礎知識を有していること。]

8.インテリアコーディネーションの表現に関すること
[建築等設計図書、二次元・三次元表現技法、CAD表現・レンダリング、プレゼンテーションに関する基礎知識を有していること。]

9.インテリア関連の法規、規格、制度に関すること
[インテリアに関連する建築・住宅、省エネ・環境・リサイクル、高齢者・障害者配慮、品質・安全性等分野の法規制・規格・制度・表示に関する基礎知識を有していること。]

二次試験 試験内容

試験科目

プレゼンテーション・論文(180分)/ 筆記式

試験時間

事前説明(12:15〜12:30)、
実施時間(12:30〜15:30)

二次試験 試験審査の範囲(審査基準)

プレゼンテーション・論文によるインテリア計画の提案に関すること

【プレゼンテーション】

インテリアの基礎知識をもとに、住まいなどのインテリア空間に関する与えられた課題について、与条件を理解した上でインテリアの計画を行い、インテリア計画を行い、図面作成や着彩により必要な情報を分かりやすく表現し、伝達できる能力を有していること。

・課題に対していくつかの条件を満たす図面を作成。必要な図面は平面図、立面図、展開図、パース、アイソメなど年により異なる。
試験では顧客の要望をいかに的確に把握し、具体的に図面に表現するかを問われる。

【論文】

住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について、インテリアコーディネーターとして、これを理解し、判断した上で、的確な解答を文章で明瞭に表現で きる能力を有していること。

・1次試験の学習で得た知識をもとに、インテリアコーディネーターの視点から、顧客への提案や問題解決策を具体的に記述。

インテリアコーディネーター証(資格登録証)

初回登録およびインテリアコーディネーター証(資格登録証)の交付

二次試験に合格した者(以下、「合格者」という)は、合格年度の定められた期日(初回登録期日)までに初回登録手続き(登録申請および登録料の支払い)を完了することで、協会認定のインテリアコーディネーターとして登録されます。初回登録料は14,300円(税込)です。


※所定の初回登録期日までに初回登録手続きが完了しない場合には、初回登録はできなくなります。資格有効期限は初回登録年月日から5年間です。

更新登録及びインテリアコーディネーター証(資格登録証)の交付

インテリアコーディネーター資格の登録有効期間は5年間です。資格有効期限後もインテリアコーディネーターの称号付与の継続を望む場合には、登録してから4年目に行われる所定の研修等を受講、更新手数料(登録料を含む)を納付し、手続きが完了すると更新されます。
更新登録手続きは、更新回数によって内容が異なります。

  • <資格取得後5年目および10年目>
  • ・更新登録料(更新登録費+研修費)20,900円(税込)の納付
  • ・インテリアコーディネーター登録申請書(顔写真貼付)の提出
  • ・更新研修(eラーニング受講または指定課題へのレポート作成)

  • <資格取得後15年目以降>
  • ・更新登録料(更新登録費のみ)14,300円(税込)の納付
  • ・インテリアコーディネーター登録申請書(顔写真貼付)の提出

※更新登録期日までに更新手続きが完了しない場合、原則として資格有効期限をもって資格は失効します。

登録の抹消について

インテリアコーディネーター資格の信用を著しく傷つける行為を行った場合等、適正な職務遂行に支障があると認められた時は、当該インテリアコーディネーターの登録を抹消します。


※詳細につきましては、試験実施機関:公益財団法人 インテリア産業協会ホームページ「IC登録・更新」にてご確認ください。

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