2023年度 測量士補 本試験 解答速報

  • ※解答番号は、令和5年5月21日 (日) 20:00現在のものです。
  • ※解答番号は、当学院が独自に判定したものですので、事前の予告なく変更になる場合があります。

総評

1.まず、出題形式面についてみると、令和5年度の測量士補試験は、文章問題17問、計算問題11問(合計28問の出題であった。令和4年度は、文章問題18問、計算問題10問であったから、計算問題が1問増えているが、出題比率はほぼ同じであ。


2.次に、内容面についてみると、文章問題の中では、正確な知識が求められる個数問題はなかったが、「間違っているものだけの組合せ」の問題が17問中4問、また「□に入る語句の組合せ問題」が5問、他の8問は五肢選択問題の出題であった。
「間違っているものだけの組合せ」問題は昨年の4問より少なくなり、「□に入る語句の組合せ問題」が昨年より1問少ない出題となっている。
文章問題では、目新しい選択肢〔No.8〕、〔No.16〕、〔No.18〕の出題や、令和2年度より出題されている無人航空機UAVを用いた写真測量〔No.19〕もあったが、基本問題が大半であり、おおむね解き易かったという印象である。
前出の問題以外は過去に出題実績のある問題がほとんどで、ほぼ過去問の焼き直しといえる内容であったことは例年通りである。


3.計算問題についても、おおむね文章問題と同様にほぼ過去問の焼き直しと思われる内容であった。〔No.12〕の標尺の傾きによる誤差の計算問題は、過去1度出題されて以来、久々の出題であった。また、〔No.7〕の新点の標高を求める高低角の観測問題は、従来の問題が既知点から求める問題であったが、新点及び求点からの高低角が与えられた問題であった。


4.以上のことから、今後の測量士補試験は、正確な知識と計算力をバランスよく鍛えておく必要があるといえる。そのため、受験勉強においては、まずは測量法や作業規程の準則など(必要最低限の条文でよいをしっかり読み込んで基本知識をマスターし、文章問題で確実に得点できるようになることが肝要である。その上で、計算問題についても、典型的な問題については確実に解けるように、日頃から手を動かして計算練習を積んでおく必要があるだろう。


5.いずれにしても、測量士補の受験対策は、過去問題の習得に尽きるという点は変わらない。いたずらに手を広げることなく、過去10年分の過去問を丁寧に学習しておけば、合格点に到達することはそれほど難しくないといえる。

2024年度 試験対策

コース名 開講日 概要

初学者・学習経験者対象

  • Web講座

Webコース

2023年12月下旬~
2024年本試験日

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