2026/06/12 配信の解答と解説
鉄骨造の接合、耐震設計に関する次の記述について、適当か、不適当か、判断しなさい。
- (1) 不適当
- 高力ボルトの孔径は、高力ボルト径の2mm以下とする。高力ボルトM22を使用する場合、高力ボルトの孔径=22mm+2mm=24mm以下とする。
- (2) 適当
- 高力ボルト摩擦接合部は、部材間にすべりが生じるまでは、強い締付け力により、せん断力に対しては、部材間の摩擦力で抵抗する。このとき、高力ボルト軸部は、一般に、部材のボルト孔と接していないため、高力ボルトへのせん断力やボルト孔への支圧力は生じない。
- (3) 適当
- 所定の構造計算を行わない場合の高力ボルトの最小縁端距離は、高力ボルトの径及び接合する鋼材の縁端部の種類によって異なる。「せん断縁又は手動ガス切断縁」の場合よりも「圧延縁、自動ガス切断縁、のこ4 4 引き縁又は機械仕上げ縁」の場合のほうが小さい値となる。
- (4) 不適当
- せん断力と引張力を同時に受ける高力ボルトの許容せん断応力度は、高力ボルトで締め付けられている接合部が引張られると、接合部の圧縮力が減少し、すべり耐力も減少するので、高力ボルトの許容せん断応力度を低減する。
- (5) 適当
- 開先のある溶接の両端では、健全な溶接の全断面が確保できるようにエンドタブ(溶接ビードの始点と終点に取付ける補助板)を用いる。