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平成30年 1級建築士設計製図課題発表

平成30年
1級建築士設計製図課題

健康づくりのためのスポーツ施設

[要求図書]

  • ●1階平面図・配置図(縮尺1/200)
  • ●2階平面図(縮尺1/200)
  • ●3階平面図(縮尺1/200)
  • ●断面図(縮尺1/200)
  • ●面積表
  • ●計画の要点等
  • (注1)健康増進のためのエクササイズ等を行う温水プールのある建築物の計画
  • (注2)パッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画
  • (注3)建築物の外壁の開口部で延焼のおそれのある部分の位置及び防火設備等の適切な計画
  •      防火区画(面積区画、竪穴区画)等の適切な計画
         避難施設(直通階段の設置・直通階段に至る歩行距離、歩行経路及び重複区間の長さ、敷地内の避難上必要な
         通路)等の適切な計画

課題対策

1. 課題の背景

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を2年後に控え、国民のスポーツに対する注目、興味が高まる中、自身の健康増進指向も高まりが認められています。

2011年には「スポーツ基本法」が施行され、国及び地方公共団体は、国民が身近にスポーツに親しむことができるようにするとともに、競技水準の向上を図ることができるよう、スポーツ施設(スポーツの設備を含む。)の整備、利用者の需要に応じたスポーツ施設の運用の改善、スポーツ施設への指導者等の配置その他の必要な施策を講ずるよう努めてきています。

その翌年には「スポーツ施設に関連する政策目標」として、ライフステージに応じたスポーツ活動を推進するために、国民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味、目的に応じて、いつでもどこでも、いつまでも安全にスポーツに親しむことができるよう生涯スポーツ社会の実現に向けた環境の整備を推進するために、国や自治体の他企業や競技団体などが積極的となっています。

このような背景から、今年度のテーマが出題されたと考えることができます。

2. 「スポーツ施設」の出題について

「スポーツ施設」とは、スポーツの実践だけでなく観戦を目的とする場合のある施設で、体操競技やバレーボール等の屋内競技場の他、陸上競技場や野球場等の屋外競技場があります。

本年の出題では、「健康づくりのための」と言うサブタイトルから、地域住民にもプールやダンス、マシーン等によりエクササイズを行える、いわゆる、「フィットネスクラブ」を想定することもできます。

施設の基本的な構成は、温水プール下記(注1)、トレーニングジム、スタジオとなり、近年ではスパやサウナ、マッサージ、エステ等、リラクゼーション施設を兼ね備えたものも考えることもできます。

また、発表課題下部に注1~注4として次の項目が示されています。

(注1)健康増進のためのエクササイズ等を行う温水プールのある建築物の計画

  1. ★プールを設けることによる主なポイントとしては
  2. ・更衣室からプールまで(ウエットゾーン)の適切な動線計画
  3. ・プール室の天井高さ、プールの構成を考慮した断面計画
  4. ・大空間となるプール室の空調設備計画
  5. ・プールの他スパや浴室等に即した給排水・給湯・ろ過設備計画
  6. ・プールの荷重を考慮した構造計画
  7.  等があげられます。

(注2)パッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画(28年度試験と同様)

★地球温暖化に伴いC02削減を進める中で、福島原発事故によるエネルギー問題も起こ り、近年は特に自然エネルギーの有効活用に注目が集まっています。
設備機器に依存することなく、建築物の構造や材料などの工夫により、「太陽光・風・空気・熱」を建築的に活用することで、快適な室内環境を作りだす設計手法が求められています。

(注3)建築物の外壁の開口部で延焼のおそれのある部分の位置及び防火設備等の適切な計画

避難施設(直通階段の設置・直通階段に至る歩行距離、歩行経路及び重複区間の長さ、敷地内の避難上必要な通路)等の適切な計画

★建築基準法の防火規定と避難規定についての知識を問われ、その適切な計画が必要となります。

なお、過去の本試験における、類似の出題には以下のようなものがあります。

平成20年 出題 「ビジネスホテルとフィットネスクラブからなる複合施設」
構造
鉄筋コンクリート造、一部他の構造種別と併用
規模
地上7階、地下1階建 (地下1階は電気・機械室)
延べ面積
地階を除き6,000m2以下

平成14年 出題 「屋内プールのあるコミュニティ施設」
構造
鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造可
規模
地上3階、地下1階建 (地下1階は電気・機械室)
延べ面積
地階を除き2,300m2以上、2,800m2以下

昭和59年 出題 「健康づくりのための屋内運動施設」
構造
鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造可
規模
地上階以下
延べ面積
地階を除き1,800m2以上、2,200m2以下

以上の出題を参照し、スポーツ施設・プールについての出題のされ方、プランの考え方など、参照しておくと良いでしょう。

3. 「スポーツ施設」の計画上のポイント

スポーツ施設を計画する上で、ゾーニングや動線計画においてポイントとなる項目を確認しておきます。

  1. ⅰ. 利用者の動線と管理・サービスの動線が区分されていること
  2. ⅱ. 管理部門から利用者の受付入退館が管理できること
  3. ⅲ. 上足(又は裸足)利用と下足利用のゾーニング・動線計画が適切なこと
  4. ⅳ. プール室利用者とその他利用者によるウエットゾーンとドライゾーンの動線計画が適切なこと
  5. ⅴ. その他、店舗やレストランを併設すること
  6.   が考えられます。

4. その他の施設等

その他の施設(屋外施設)としては、テラス、庭園(休憩スペース)、利用者用駐車場(車椅子使用者用)駐車場、サービス用駐車場、駐輪場などが想定されます。

5. 設備計画

設備機器や設備シャフト等の位置が例年求められています。

設備機器には、空調機械室、キュービクル、受水槽、浄化槽、プールや浴室のためのボイラー・ろ過機・貯湯槽等が考えられ、設置する場所及びその必要寸法・面積については正しく理解しておことが必要です。

また、設備シャフトについても、給排水用シャフト(PS)、空調用シャフト(DSまたはPS)、電気用シャフト(EPS)をそれぞれ計画する必要があり、その位置及び必要寸法についても理解が必要です。

6. 計画の要点等

例年、計画の要点が10問程度出題されます。

建築計画・構造計画・設備計画において考慮した事項の記述解答を要求されますが、重要なことは、実際の計画が適切で、その計画と記述した内容に不整合がないことです。

建物の計画が優れていても、記述との不整合があれば、採点者の印象を下げ、大きな減点を受ける可能性が高いと言えるでしょう。

暗記した内容をそのまま記述するのではなく、内容を正しく理解した上で自身の計画に併せて記述することを心がけましょう。

学習のポイント

以上のことから、その他重要と考えられる学習のポイントを列記します。

  1. ⅰ. 不特定多数の利用者を考慮した店舗やレストランを併設した計画
  2. ⅱ. 屋外施設(庭園、駐車場、駐輪場等)を含め敷地の有効利用に配慮した配置計画
  3. ⅲ. 特記事項欄から算定する要求室の面積
  4. ⅳ. プール室の他大空間が想定される諸室(スタジオ、コート等)の構造計画・設備計画
  5. ⅴ. プール室等の天井等落下防止対策(特定天井)の計画
  6. ⅵ. 建築基準法とバリアフリー新法の遵守
  7. ⅶ. 記述問題に対応できる正確な知識

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