建築設備士

資格・試験ガイド

建築設備士とは？

「建築士にアドバイスできる設備の専門家」

建築設備士は、建築設備全般（空調・換気、給排水衛生、電気等）に関する知識及び技能を有し、建築士に対して、高度化・複雑化した建築設備の設計・工事監理に関する適切なアドバイスを行える高度な資格者です。

建物の設計・工事監理について建築設備士が関わった場合、建築士は、建築確認申請書等において、その旨を明示しなければならず、その業務は重要な役割を担います。

1級建築士として5年以上の経験と、所定の講習の修了が必要な設備設計1級建築士の資格取において、設備設計部分の講義と修了考査が免除されます。

建築設備士として4年以上の実務の経験があれば、1級建築士を受験できるようになりました。その先には設備設計1級建築士になるための道も開けています。

技術の進化にともない建築設備の高度化、複雑化は進む一方。安全で快適な建物づくりに欠かせない専門スキルを有する資格のアピール力は絶大です。

※受験資格に関する詳細は、公益財団法人建築技術教育普及センターにて必ずご確認ください。

学科／建築一般知識（27問）・建築法規（18問）・建築設備（60問）

設計製図／建築設備基本計画（11問）・建築設備基本設計製図（5問）

3科目　105問／四肢択一（マークシート方式）

※2021(令和3)年以降の｢第一次試験｣（学科）に合格した場合、次の年から続く4回のうち任意の2回（同年に行われる｢第二次試験｣（設計製図）を欠席した場合は3回）について、｢第一次試験｣（学科）を免除することとします。

記述及び製図

願書受付期間	インターネット令和6年2月26日（月）午前10時～3月15日（金）午後4時
設計製図課題発表	令和6年5月下旬頃
試験日	第一次試験学科／令和6年6月23日（日）第二次試験設計製図／令和6年8月25日（日）
合格発表	第一次試験学科／令和6年7月25日（木）第二次試験設計製図／令和6年11月7日（木）
受験料	36,300円（税込）※他に、ネット受付事務手数料が必要
実施機関	公益財団法人建築技術教育普及センター【試験のお問い合わせ先】センター本部／TEL：03-6261-3310