2023年 建築設備士 第二次試験 (設計製図) の課題について

令和5年
第二次試験(設計製図)の課題

市街地に建つ
図書館

建築設備士「第二次試験」(設計製図)の課題テーマが5月19日(金)、(公財)建築技術教育普及センターより公表されました。
今年の課題テーマは「市街地に建つ図書館」です。

過去本試験類似課題

今までに「図書館」というタイトルでの出題は3回ありました。

  • 平成27年 
    「図書館と屋内プールのある複合施設」
  • 平成21年 
    「地方都市に建つ市立図書館」
  • 平成6年 
    「自然エネルギーを利用した多目的ホール(500席)をもつ地域図書館 -太陽熱暖冷房・給湯、太陽光発電及び雨水利用設備を有する施設-」

本年の試験対策

令和2年度から試験方法が変更され、今年で4回目を迎えます。
建築設備基本計画、建築設備基本設計製図ともに、過去に出題された内容をベースに新しい視点での学習も必要になると考えられます。

対象となる建築物の特徴

過去3回の出題において「図書館」の建物規模としては、延べ面積は6,500~10,000㎡、階数は地下1階、地上3~5階建てでした。
今年の課題においては「ZEBを目指した建築物」というサブテーマはありませんでしたが、昨今の社会情勢を鑑みると当然このことについても意識していく必要があると言えます。

建築設備の特徴

今回発表された課題テーマの「図書館」には、様々な室が想定されます。それに伴い過去の本試験においても多種多様な設備システムが出題されてきました。
平成27年はコージェネレーションシステムの採用、平成21年は蓄熱システムの採用、平成6年は太陽熱暖冷房・給湯、太陽光発電及び雨水利用設備の採用など多岐にわたっております。
今回の課題においてもこれらを意識していく必要があります。

建築設備基本計画(必須問題)に関して

令和2年から問題数が11問に変更されました。問題数の増加に伴い解答に費やす時間も増えることから、採点上の比重も高くなったと考えられます

建築設備基本設計製図(選択問題)に関して

「共通の各平面図」の出題内容は、旧試験での「選択の平面図」と概ね同程度のものです。
つまり、設備計画の平面図に関しては、自分が選択した設備にかかわらず、空調・換気設備、給排水衛生設備、電気設備の一通りが作図できる能力を身につけておく必要があるということです。

第二次試験の合格基準

平成24年の合格発表時から、設問ごとの「採点のポイント」が詳細に公表されるようになりました。
受験対策においては、採点ポイントに則した課題学習が極めて重要となります。

第二次試験日

8月20日(日)

合格発表日

11月1日(水)

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