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資格・試験ガイド

資格概要

構造設計1級建築士とは?

平成18年12月改正建築士法により、構造設計一級建築士制度が創設され、一定規模以上の建築物の構造設計については、構造設計一級建築士が自ら設計を行うか、構造設計一級建築士に構造関係規定への適合性の確認を受けることが義務付けられています。この一定規模以上の建築物とは、「極めて高度な構造設計が義務付けられている高さ60mを超える建築物」、「高さが13mまたは軒の高さが9mを超える木造建築物」、「鉄骨造で4階建て以上の建築物」、「鉄筋コンクリート造で高さが20mを超える建造物」などです。

また、構造設計一級建築士証を申請するには原則として、一級建築士として5年以上構造設計の業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う講習課程を修了することが必要です。

資格取得のメリット

この資格は、構造設計に携わる方々にとって必備の資格です。構造建築士の資格を取得すれば、商業施設やスタジアムなど、大型施設の建築に携わることが可能です。また、一級建築士の中でも構造設計一級建築士の資格を保有している人は少ないため、企業からの需要も高く、就職や転職で優遇されることがあります。

修了考査の傾向と対策

修了考査の傾向

(1)全般的
  1. ①基礎知識の理解や基礎設計能力が問われている
  2. ②木造、鋼構造、RC造設計の基礎知識が要求されている
  3. ③二次(塑性)設計に対する基礎知識が必要
  4. ④構造設計者としての考察が要求されている
(2)法適合
  1. ①RC造、S造、木造は必ず出題されている
  2. ②規準における式誘導方法が問われている
  3. ③従来の構造設計図書による問題はなくなっており、 設計モデルにおける設計者の考え方を問う問題になっている
  4. ④限界耐力計算等の基礎知識に対する理解度が問われている
(3)構造設計(記述)
  1. ①RC造とS造はほぼ毎年出題されている
  2. ②RC造の断面計算、S造の許容応力度について出題されることが多い
  3. ③地盤や基礎に関する問題も見られる要
(4)構造設計(4枝択一)
  1. ①構造設計に関するほとんどの分野から出題されている
  2. ②過去問題の文章が表現を変え再度出題されている場合も多い
  3. ③構造力学や弾塑性解析の基礎式に関連する計算問題(4題)もある

修了考査の対策

(1)全般的
  1. ①基礎知識を再認識する
  2. ②基準式の導き方にも注意を払う
  3. ③日常の業務で基本構造計画検討で考察、略算を習慣づける
  4. ④過去問題の見直必要
(2)法適合
  1. ①日常の業務で基本構造計画で問題点の把握と対策、 設計ルート等を熟慮する
  2. ②修了考査直前には自分の設計物件を整理する
  3. ③修了考査直前には文字式の展開を練習しておく
(3)構造設計
  1. ①木造、RC造、S造について下記のキーワードを中心に知識を再整理
    ●木造:必要壁量、4分割法、柱引抜力、床倍率
    ●RC造:部材種別、柱梁接合部、せん断設計法、耐力壁スリット
    ●S造:角形鋼管設計法、保有耐力横補剛、ブレース設計法、部材種別
  2. ②RC造、S造の許容応力度設定方法や断面算定法再認識
(4)構造設計
  1. ①過去問題の文章を吟味し知識を再整理する
  2. ②過去の計算問題を復習しておく
  3. ③計算問題の解答は最後に

試験概要

受講資格

「一級建築士」として5年以上の構造設計の業務経験を有する者。ただし、業務経験には構造設計の業務のほか、次の業務内容も含まれます。

  1. 構造に関する工事監理の業務
  2. 建築確認の構造に関する審査及びその補助業務
  3. 構造計算適合性判定及びその補助業務

※なお、構造に関する工事監理の補助業務及び構造設計の補助業務については、平成25年9月30日まで携わっていたものは業務経験として認められますが、平成25年10月1日以降に携わったものは業務経験として認められません。

講習・修了考査内容

1)構造設計一級建築士の関与が必要とされる建物
  • 鉄骨造で地階を除く階数が4以上の建築物
  • RC造またはSRC造で高さが20mを超える建築物
    注)自らが構造設計を行うか、法適合確認の必要がある
2)構造設計一級建築士の資格
  • 一級建築士として5年以上構造設計の業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた。
    登録講習機関が行う講習の課程を修了することが必要
3)講習内容
  • 「構造設計総論」「構造関係法令及び法適合確認」「構造設計の基礎」「耐震診断・耐震補強」 「構造設計各論」に対する2日間の講義を受講した後、修了考査(試験)1日を受験する
    登録講習機関が行う講習の課程を修了することが必要
4)修了考査の内容
考査区分 出題科目 出題形式・出題数
法適合確認 構造関係規定に関する科目 ・理由記述付き4肢択一式:10問
・記述式問題:3問
(試験時間:180分)
構造設計 建築物の構造に関する科目 ・理由記述付き4肢択一式:10問
・記述式問題:3問
(試験時間:180分)

●判定方法(概要)
理由記述付き4肢択一式10問の評価の合計が一定以上であること、かつ、記述式3問について、問題ごとに一定以上の評価が得られ、かつ、理由記述付き4肢択一式及び記述式の評価の合計が一定以上であること

※修了考査に関する詳細は、試験実施機関にてご確認ください。


実施概要
受講申込書配布期間 2021年5月31日(月)~7月2日(金)
受講申込書受付期間 2021年6月7日(月)~7月2日(金)
講義実施期間
会場での受講
2021年9月13日(月)~10月8日(金) ※連続する2日間
配信動画の
視聴による受講
2021年9月13日(月)~10月8日(金)(視聴期間)
修了考査 2021年11月7日(日)
修了発表 2022年1月21日(金)(予定)
受講手数料
  1. 申込区分Ⅰ 55,000円
  2. 申込区分Ⅱ 44,00円
  3. 申込区分Ⅲ 49,500円
実施機関 公益財団法人 建築技術教育普及センター
【試験のお問い合わせ先】
センター本部/TEL:03-6261-3310

構造設計一級建築士の難易度(過去の合格率)

講習年度 受講区分 受講者数 修了者数 修了率 修了累計
2020年 申込区分I 593 170 28.7% 10,867
申込区分II 86 51 59.3%
申込区分III 111 64 57.5%
合計 790 285 36.1%
2019年 申込区分I 602 146 24.3% 10,562
申込区分II 46 16 34.8%
申込区分III 121 53 43.8%
申込区分IV 2 2 100.0%
合計 771 217 28.1%
2018年 申込区分I 681 229 33.6% 10,365
申込区分II 74 61 82.4%
申込区分III 76 46 60.5%
申込区分IV 0 0
合計 831 336 40.4%
2017年 申込区分I 621 122 19.6% 10,028
申込区分II 87 33 37.9%
申込区分III 84 59 70.2%
申込区分IV 2 2 100.0%
合計 794 216 27.2%
2016年 申込区分I 627 131 20.9% 9,812
申込区分II 143 45 31.5%
申込区分III 58 23 39.7%
申込区分IV 0 0
合計 828 199 24.0%

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