メルマガ 2級建築士・一問一答 配信の解答と解説

2025/09/15  配信の解答と解説

次の記述について、正しいか、誤っているか、判断しなさい。

(1) 正しい
溶接材料は、湿気を吸収しないように保管し、被覆材の剥脱・汚損・変質・吸湿・著しく錆の発生したものは使用してはならない。吸湿の疑いがあるものは、その溶接材料の種類に応じた乾燥条件で乾燥して使用する。JASS 6。
(2) 誤り
作業場所の温度が-5℃を下回る場合には、溶接を行ってはならない。なお、作業場所の温度が-5℃から5℃においては、接合部より100㎜の範囲の母材部分を適切に加熱すれば溶接することができる。公共建築工事標準仕様書。
(3) 正しい
余盛は、応力集中を避けるため過度にならないように母材表面から滑らかに連続する形状とする。完全溶込み溶接(突合せ溶接)・すみ肉溶接とも余盛の許容値が定められている。鉄骨工事技術指針。
(4) 正しい
溶接姿勢は、作業架台やポジショナーを設置し、できるだけ下向き溶接で行い、健全な溶接部が得られるようにする。JASS 6。
(5) 正しい
一般に溶接の始端には、溶込み不良やブローホールなど、また、終端には、クレーター割れなどの欠陥が生じやすい。これらの欠陥の発生を防ぐため溶接の始端及び終端には、原則として適切な形状の鋼製エンドタブを取り付ける。JASS 6。

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