2026/01/26 配信の解答と解説
次の記述について、正しいか、誤っているか、判断しなさい。
- (1) 誤り
- 曲げ材の横座屈とは、横倒れともいい、曲げモーメントを受けた部材が、面外にねじれを伴って座屈する現象である。一般に、材せいに比べて材幅が大きいほど、横座屈を生じにくい。
- (2) 正しい
- 風圧力に対して必要な耐力壁の有効長さは、見付面積(はり間、けた行方向別々に求める)に見付面積に乗ずる係数をかけて求める。建築基準法施行令第46条4項。
- (3) 誤り
- 風圧力に対して必要な耐力壁の有効長さを求める場合、見付面積に乗ずる数値は、「特定行政庁がその地方における過去の記録を考慮して、しばしば強い風が吹くと認めて規則で指定する区域」と「その他一般区域」に分類される。したがって、建築物の階数やその階にかかわらず同一数値である。建築基準法施行令第46条4項表3。
- (4) 誤り
-
木造建築物の耐風設計における必要な耐力壁の有効長さは、次の式から求める。
風圧力に対する必要な耐力壁の有効長さ=(見付面積に乗ずる係数)×見付面積(はり間、けた行方向別々に求める)
見付面積に乗ずる係数は、はり間、けた行方向とも同じで、一般地域で50である。
●はり間方向の必要な耐力壁の有効長さ=50×けた行面の見付面積
●けた行方向の必要な耐力壁の有効長さ=50×妻面の見付面積
したがって、見付面積の大きいほうが、必要な耐力壁の有効長さが長くなる。けた行方向に長い建築物の場合、けた行面の見付面積が大きくなるので、はり間方向の必要な耐力壁の有効長さのほうが、けた行方向に比べ長くなる。
- (5) 正しい
- 地震力に対して必要な単位床面積当たりの耐力壁の有効長さ(㎝/㎡)は、屋根葺材の種類によって異なり、重い屋根ほど大きな数値を用いる。建築基準法施行令第46条4項表2。