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2級建築施工管理技士に合格するには?勉強方法を紹介

建築業界で活動をしたいと思った時に役に立つ資格が、建築施工管理技士の資格です。その第一歩となる2級はどのようにして取得できるのでしょうか。各講習機関を利用するのと独学のどちらの方が資格取得しやすいのか、そもそもどんな検定でどう対策を行うのか気になるという方もいると思います。この記事では、2級建築施工管理技士の資格の取得方法や、勉強方法についてお伝えします。資格を取得して建築の仕事の幅を広げたい!という方は必見の記事です。


目次


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2級建築施工管理技士の資格を取得するための勉強方法やコツ

勉強の方法

過去問に取り組む

2級建築施工管理技士の資格を取得するために最も重要なことの1つが、過去問に取り組むことです。2級建築施工管理技士の試験がどのような問題構成になっているのか、どのような傾向の問題が出るのかを掴むには、過去問が最適です。過去問を何度も解くことによって、自分の苦手分野や得意分野なども把握できるので、どの部分に力を入れて重点的に勉強するのか、どの部分で得点を稼ぐのかなどの試験対策も、過去問を使って立てることができます。


動画教材を利用する

過去問や参考書以外で2級建築施工管理技士の資格取得に向けて勉強する方法として、動画教材を使用するというものがあげられます。動画教材は、隙間時間などにも視聴することができるので、自分のペースで勉強することができます。紙ベースの参考書と比べて、目と耳の両方から情報を得ることができるので、やりやすいという方もいるでしょう。講習機関などが無料で配信している動画教材もありますので、他の教材と併用して使うこともおすすめです。


通信講座や講習機関を利用する

自宅で試験対策専用に作られた通信講座を行ったり、講習機関に実際に通学したりするというのも、2級建築施工管理技士の合格のために有効な方法です。講習機関には、試験対策専門の講師がいるため、短時間で理解が深まることが期待できます。自分のスケジュールや、現在の理解度や進度などと照らし合わせて、必要であれば通信講座や講習機関を利用するというのも2級建築施工管理技士の資格の取得の近道です。日建学院では模擬試験や試験の傾向を基に、出題される項目を確実に習得できますのでオススメです。


勉強の方法

二次検定(実地試験)対策にも取り組む

2級建築施工管理技士の試験では、知識が問われる一次検定の他に、実地での知識や経験が問われる二次検定があります。筆記試験であるため、参考書などでの学習だけでなく、実際の実地(施工現場など)での経験からも学ぶことが一番大切です。自分の実際の経験から計画を策定したり、経験を記述したりという問題も、二次検定では出ることがあるので、筆記対策以外にも実地の経験を活かせるようにすると良いでしょう。


計画を立てて勉強する

2級建築施工管理技士の資格を取得するためには、一定時間以上の学習時間が必要であり、一夜漬けで合格できる可能性は非常に低いです。仕事などと並行して資格を取得したいという場合には、業務が忙しく学習時間が確保できないという時もあるでしょう。このような状況を防ぐには、本試験日から逆算した試験対策の計画を立てておくことが必要です。どのくらいの学習をすれば合格点に達しそうか、業務が忙しくなることを想定した学習計画を立てて進めていきましょう。


試験の構成を理解する

単純に学習するだけでなく、試験の構成を理解してから学習することは非常に重要です。そのため、まずは試験がどのような問題構成なのかを過去問などで確認し、どのような時間配分で問題を解けばいいのかということなどを確認してみましょう。試験構成を把握し、安定して合格点に達するまで学習を継続することが合格に向けて重要です。



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独学と講習機関の違い

独学での学習と通信講座や予備校などの講習機関(スクール)での勉強の違いについて解説していきます。


独学で勉強する場合

【メリット】自分のスケジュールでできる

独学で学習するメリットとして、参考書や動画教材以外に費用がかからないため、費用を抑えて学習する点があげられます。さらに、自分で自由に学習スケジュールを組むことができるため、空き時間や隙間時間などを有効活用して、自分のペースで進めることができます。講習機関に通う費用や時間の確保が難しそうだという方には、独学での学習がおすすめです。


【デメリット】合格までの学習計画を立てられるか

独学で学習するデメリットとしては、自分で学習のスケジュールを立てて、試験日までに合格点まで持っていく必要があるため、合格するための学習計画を立てられるか、という点があげられます。さらには、学習の疑問点について専門の方に質問をするという機会が無く、疑問点解決まで時間がかかることもデメリットです。きちんと計画通りに勉強を進められる、という人は良いですが、通信講座や講習機関に通うのと比べて勉強効率が低くなり、2級建築施工管理技士の試験に関しての情報が少なくなってしまうのも大きなデメリットでしょう。


通信講座や講習機関を利用する場合

【メリット】効率良く勉強でき、合格率が高まりやすい

通信講座や講習機関を利用して学習するメリットとして、試験に関するプロの講師に指導してもらえるため、理解できない箇所は質問できるということや、試験の傾向や攻略のポイントに関しても詳しく教えてもらえたりするということがあげられます。講習機関を利用した場合、余裕をもって合格できるというケースが多いので、効率よく合格したい方は、講習機関の利用がオススメです。さらには、提示されたスケジュールに合わせて学習を継続すれば良いため、学習計画を自分でたてる必要がないこともオススメめです。労力をかけず、集中して学習したいという方には予備校や通信講座がおすすめです。


【デメリット】お金と拘束時間が発生する

講習機関を利用するデメリットとしては、利用するためのお金がかかることがあげられます。2級建築施工管理技士の資格を取れば年収は上がりますが、講習機関を利用するためにはある程度の費用がかかってしまいます。このため、講習機関を利用するとなった場合は、それを見越して計画を立てる必要があります。さらには、講義が行われる時間が決まっている(拘束される)ため、仕事などで忙しいという場合には、講習機関に通いにくいということもあるでしょう。

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2級建築施工管理技士の試験について

それでは、建築施工管理技士に対してどのような求人が出されているのでしょうか?建築施工管理技士を募集している企業の求人を確認してみましょう。


受験資格

2級建築施工管理技士の一次検定は、17歳以上であればだれでも受験することができます。二次検定に関しては、受験種別やその中の職種、さらには最終学歴やそれからの実務経験によって、受験資格が大きく変わります。最終学歴に関しては、指定の学科を卒業しているのかどうかも大きく関わります。
二次検定の受験資格に関しては、2級建築施工管理技術試験の案内のホームページに細かく書いてあるため、しっかりと確認しておきましょう。また、実務経験に関しては、ごまかすことは厳禁です。最悪の場合、合格した資格を取り消しになってしまうという場合もあるので、慎重に受験資格を確認するようにしましょう。

参考:一般財団法人 建設業振興基金
「2級 建築施工管理技術検定のご案内」より


受験日

2級建築施工管理技士の一次検定は、例年、6月の前期試験と11月の後期試験の2回実施されます。(二次検定は11月のみ。)受験の申し込みの期限は、受験よりも3〜4ヶ月前に設定されていることがほとんどであり、申し込み期限を過ぎてしまうと受験することはできません。
余裕を持って申し込みをすることが必要です。ある程度綿密に受験計画を立てたうえで資格の取得を目指すことがおすすめです。


合格率

2021年の2級建築施工管理技士の試験の合格率は、一次検定で49.0%、二次検定で52.9%です。さらに、近年では、女性合格者の割合も徐々に増加しています。受験者の2人に1人が合格しているということなので、しっかりと対策をすれば合格を狙うことができます。自分にあった学習方法を見つけて、計画的に学習を進めるようにしましょう。

ご案内:日建学院
「2021年 2級建築施工管理技士 一次・二次検定 合格発表」より



まとめ

2級建築施工管理技士の資格を取得するためには、講習機関を利用すること、独学で過去問に取り組むこと、動画教材を活用することなど、様々な方法があります。それぞれにメリットやデメリットがありますので、自分のスケジュールや性格に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。
試験の合格率は一次検定、二次検定、2つとも約50%であり、正しい学習をすれば取得できる資格であるといえます。資格取得によって、関わることができる業務の幅も広がりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
日建学院では、2級建築施工管理技士の試験対策のノウハウを提供しています。検定に向けた模擬試験などに興味があるという方は、ぜひ日建学院をチェックしてみてください。



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