メルマガ 1級建築士・一問一答 配信の解答と解説

2025/09/12  配信の解答と解説

型枠工事に関する次の記述について、適当か、不適当か、判断しなさい。

(1) 適当
表面加工コンクリート型枠用合板は、木材とセメントの化学反応(硬化不良)を防止するほか、せき板のむしれ、われなどを防止し、コンクリートとの剥離を容易にするなどの利点を有している。また、耐久性に優れ、使用回数も増大することができる。型枠の設計・施工指針案。
(2) 適当
ラス型枠工法は、合板の代わりに特殊リブラス(鋼製ネット)をせき板に使用し、鋼製フレームまたは桟木と鋼製ネットを組み合わせたものを、従来の締付け金物、横端太材で固定してコンクリートを打ち込むものである。せき板の解体作業がないことにより、施工の省力化・工期短縮が可能となる。地中ばりや基礎に多く用いられる。型枠の設計・施工指針案。
(3) 適当
コラムクランプは、支保工の一つで、柱型枠を四方から水平に締付けるためのもので、主として独立柱の型枠を組み立てる場合に用いる。型枠の設計・施工指針案。
(4) 適当
コンクリート施工時の水平荷重の値は実情に応じて定める。地震による荷重は通常考慮する必要はないが、風圧による荷重は、地域・季節や型枠施工時の地上からの高さなどの関係で、強風にさらされる場合は、考慮しなければならない。JASS 5。
(5) 適当
打込み時の積載荷重は、作業荷重と衝撃荷重が含まれたものと考えられる。このため、通常のポンプ工法による場合は、打込み時の積載荷重として、1.5kN/㎡を採用する。JASS 5。

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