2024/04/26 配信の解答と解説
請負契約に関する次の記述について、民間連合協定「工事請負契約約款」に照らして、適当か、不適当か、判断しなさい。
- (1) 不適当
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設計図書の優先順位は次の順序による。公共建築工事標準仕様書。
①質問回答書、②現場説明書、③特記仕様書、④設計図、⑤標準仕様書
- (2) 不適当
- 受注者は、契約を締結したのち速やかに請負代金内訳書及び工程表を発注者に、それぞれの写しを監理者に提出し、請負代金内訳書については監理者の確認を受ける。工事請負契約約款4条。
- (3) 適当
- 発注者(発注者から委託を受けた場合は監理者)は、必要があるときはこの工事と関連工事につき、調整を行うものとする。この場合において、受注者は発注者の調整に従い、関連工事が円滑に進捗し、完成するよう協力しなければならない。工事請負契約約款3条。
- (4) 適当
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現場代理人は、次に定める権限を除き、この契約に基づく受注者の一切の権限を行使することができる。工事請負契約約款10条。
①請負代金額の変更、②工期の変更、③請負代金の請求及び受領、④工事関係者についての発注者の異議の受理、⑤工事の中止・この契約の解除および損害賠償の請求
- (5) 適当
- 現場代理人・監理技術者(もしくは監理技術者補佐)または主任技術者および専門技術者は、これを兼ねることができる。工事請負契約約款10条。